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びまん性大細胞型B細胞リンパ腫で薬が効かない場合、どうしたらよいですか？
名古屋大学病院 小児がん治療センター 血液内科
秋田 直洋 監修
別の抗がん剤治療（サルベージ治療）、大量抗がん剤投与と自家移植または同種移植、CAR-T細胞療法などの治療が選択肢に挙げられます。
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫（DLBCL）において、標準的な化学療法（例えばR-CHOP）が効かない、または再発する場合の代替治療法とその説明を示します。
治療選択は、健康状態、病状の進行度、治療歴に基づいて慎重に検討されます。
別の抗がん剤治療（サルベージ治療）
大量化学療法と造血細胞移植
再発または難治性のDLBCLの場合、大量抗がん剤投与（大量化学療法）と自家移植が一般的な選択肢です。
造血細胞移植には自家移植（自分の幹細胞を使用）と同種移植（ドナーの幹細胞を使用）の二種類があります。同種移植には、拒絶反応や移植片対宿主反応病（GVHD）などのリスクが伴います。
CAR-T細胞療法
自身のT細胞を遺伝的に改変してがん細胞を攻撃するように設計し、それを戻します。
(参考文献)
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