一般的には、甲状腺の状態を定期的にチェックしながら薬物治療を行います。副作用が出たら、薬の変更や、放射線治療や手術の実施を検討します。
抗甲状腺薬は、副作用がなければ長期間内服を選択してもまったく問題ありません。
患者さんの希望を聞きながら、抗甲状腺薬の服用を2年以上継続するケースも多いです。
また、放射線治療や手術にはデメリットもあるため、医師とよく相談して。
一般的には、甲状腺のはたらきを定期的にチェックしながら、抗甲状腺薬やヨウ化カリウムを用いた薬物治療を行っていきます。
甲状腺の機能が正常な範囲に入ったら、少しずつ抗甲状腺薬の服用量を減らしていきます。
具体的には、抗甲状腺薬1錠を1日おきに内服し、6ヶ月以上甲状腺機能が正常であれば、いったん薬をやめるかどうか検討します。
抗甲状腺薬の内服を2年間継続しても服薬を終了できる見通しが立たない場合は、放射線治療や手術を検討します。
糖尿病内分泌科
濵﨑 秀崇 監修