服薬と栄養療法が基本です。状態に応じて白血球除去療法、手術なども行います。
基本的には服薬と栄養療法が治療の中心になります。適切な食事が炎症を改善させることもわかっているので、食事の管理を徹底することが重要です。炎症がひどい場合は、点滴治療や、血液中の炎症細胞や炎症物質を除去する白血球除去療法を行うこともあります。また、腸が狭くなってしまったり穴が開いてしまったりした場合、手術の実施も考えます。
「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」(久松班). 潰瘍性大腸炎・クローン病診断基準・治療指針令和3年 改訂版. 厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業, 2022.
消化器内科
吉岡 藍子 監修