症状に応じて整腸剤、解熱剤、吐き気どめ、下痢どめなどを用います。
薬はあまり用いませんが、用いるとすれば症状を和らげるための整腸剤や吐き気どめが中心になります。必要に応じて抗生物質を使用することもあります。下痢や嘔吐は体の中の毒素を出す反応であり、毒素をどんどん体外に出していくほうが早い回復につながりますので、その働きをさまたげる下痢どめ等はあまり使用しません。症状がどうしてもつらいときに、和らげるために一時的に用いるにとどめます。
東京都健康安全研究センター・微生物部 高橋正樹,横山敬子. “カンピロバクター感染症とは”. 国立感染症研究所. https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/385-campylobacter-intro.html, (参照 2022-07-04).
消化器内科
吉岡 藍子 監修