急性喉頭蓋炎

喉頭蓋という喉仏の上にあるフタの部分が、細菌感染などの原因で炎症を起こす病気です。

30〜40代の方に多く、また細菌感染しやすい要因のある人がなりやすい病気です。

呼吸の時の空気の通り道が塞がり、命に関わる可能性があります。

新型コロナウイルスが、喉頭蓋に炎症を引き起こす場合があります。

喉の激しい痛みが主な症状です。病気が進行すると息苦しくなることがあります。

初期症状では、発熱や喉の痛み、ものの飲み込みにくさなどを感じることが多いです。

発症して間もない時期は、風邪や扁桃炎などと症状が似ています。

急性喉頭蓋炎の症状や原因、自宅近くの病院や対処方法は症状検索エンジン「ユビー」で調べられます。

喉が痛くて食事がとりにくい、ものを飲み込めないといった場合はなるべく早く受診してください。

耳鼻咽喉科が主な診療科になりますが、息苦しさがあるなど緊急の場合は最寄りの救急外来などを受診してください。

鼻から内視鏡を入れて、喉の状態を直接確認することで診断します。

内視鏡検査の他に、血液検査や画像検査を行う場合があります。

抗菌薬やステロイドの点滴を行います。腫れが強い場合には気管切開という手術が必要になることもあります。

入院し、点滴治療を行います。症状によっては手術を行うこともあります。炎症が治まり腫れがひけば退院となります。

抗菌薬やステロイドなどを使用します。抗菌薬では下痢、ステロイドには血糖上昇などの副作用があります。

薬が効かず、喉の腫れが強くなる場合には緊急で手術を行います。