適応障害

規則正しい生活を送ること、可能な範囲で体を動かすことが大切です。

仕事がストレス因であれば、いったん仕事から離れたり、職場環境や業務内容を調整したりすることが望ましいです。

ストレス因をつきとめて距離をおき、向き合い方を探るなどしながら、精神状態の安定を図ります。

ストレス因から離れるなどしてストレスを取り除きつつ、環境に適応する力を高めます。

症状からくる苦痛が大きかったり、生活や社会活動に支障が出たりしている場合、ぜひ受診しましょう。

心の不調なら精神科、体の不調なら心療内科がおすすめです。両方に対応している病院に行くのが最も確実です。

発症の原因やきっかけによっては、PTSDやうつ病が疑われることもあります。

抑うつ気分や不安などの精神症状、めまいや動悸などの身体症状、無断欠勤などの行動面の変化が見られます。

ストレスへの対処が不得意な人や、繊細で傷つきやすい人がなりやすいです。

日常生活などにおけるストレスから精神状態が不安定になり、生活や社会活動に支障が出る病気です。

ストレス因から離れても気分の落ち込みなどがとれなくなり、うつ病など他の病気に進行してしまう可能性があります。

傷病で休職が必要である旨を勤務先に伝えたうえで、必要な書類をそろえて申請します。

発病前6ヶ月以内に業務によるストレスがあり、かつ業務以外のストレスや身体的要因がないと認められたときです。

精神障害の診療にかかる費用を公費で負担してもらえる制度です。市町村の窓口で申請を行います。

傷病手当金や自立支援制度が役に立つかもしれません。

症状がひどい場合、抗不安薬、抗うつ薬、睡眠薬、抗精神病薬などを使うこともあります。副作用もそれぞれにあります。

口頭での聞き取りや質問紙を使った問診を行います。血液検査をすることもあります。