とびひ

汗疹（あせも）やひっかき傷、外傷部に細菌が感染することで起こる皮膚の病気です。「飛び火」のように症状が広がっていきます。

主に子供が感染しますが、抵抗力が低下している時は大人でも感染する場合があります。また、アトピー性皮膚炎の方が合併することも多いです。

症状が悪化して治りにくくなります。また、他人に伝染してしまいます。

特に夏はきちんと入浴し、皮膚を清潔に保ちましょう。

とびひには、水ぶくれが破れてただれるタイプと、膿（うみ）が破れてかさぶたになるタイプがあります。それぞれ症状が異なります。

傷口や皮膚の一部に、かゆみを伴う赤みや腫れ、湿疹ができます。

汗をたくさんかいた部位に赤い小さなできものができる汗疹（あせも）のほか、虫刺されでも似た症状が出ます。

とびひ（伝染性膿痂疹）の症状や原因となる要素、おすすめの病院や対処法は症状検索エンジン「ユビー」で調べられます。

皮膚にかゆみのある赤みや腫れや水ぶくれが現れたら受診しましょう。

お近くの皮膚科か小児科を受診してください。

特徴的な皮膚症状から、臨床的に診断することが多いです。

診断のための検査は基本的に必要ありません。場合によって細菌培養検査や血液検査を行うことがあります。

抗生剤の飲み薬や塗り薬を使用します。

塗り薬や飲み薬、点滴などの治療が効いてくると、数日〜10日間程度で水疱はなくなり、傷が塞がっていきます。

患部を清潔に保つことが大切です。また、皮膚を傷つけないようにすることも大切です。

症状が広範囲に出ている場合は休む必要がありますが、患部を処置し、ガーゼなどで覆ってあれば休む必要はありません。

特に夏は入浴させ、皮膚を清潔に保ちましょう。鼻の穴に指を入れさせないことや、爪を短くしておくことも大切です。