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30%の診察時間効率化を実現。患者満足度向上の取り組みも

京都府

医仁会武田総合病院

中前 恵一郎 総合診療科部長

病院
500床以上
問診効率化
患者待ち時間削減
患者待ち時間削減

ユビーAI問診の導入を決めた、医仁会武田総合病院様。「思いやりの心、地域社会の信頼、職員相互の信頼」を基本理念として病院経営をされている当院の総合診療科部長の中前恵一郎先生に、ユビー導入後の業務効率の進行度や院内の変化をお聞きしました。

「本当に患者様は使えるのだろうか?」導入後に感じた優れた操作性

導入前に気になっていたことは、なんといっても操作性です。タブレットを用いたAI問診によって外来の待ち時間を削減できることはとても重要ですので、医師の業務効率化のためにも当然待ち時間の削減効果には期待をしていました。しかし導入することで患者様に負担をかけてしまっては本末転倒です。

特に、高齢の外来患者様が当院では半数以上を占めています。普段から電子機器に触れることに慣れていない患者様が、ご自身でタブレット上の問診を入力できるものかということが気になっていました。

結果的に、ほとんどの患者様が問題なくタブレットから入力できており、操作性の素晴らしさを感じました。ごく稀に患者様から質問をいただくこともあるようですが、ほとんどうまくいっています。

業務効率化を定量的に計測、30%の診察時間削減を実現

取得した問診は非常によく取れており、患者様がおっしゃる内容を時系列や項目ごとに整理できているため、複雑な訴えであっても問診を確認することで十分に理解することができます。中でも現病歴を綺麗にまとめてくれる機能は非常に素晴らしいと感じています。

事前に患者様がAI問診に入力されることによって、医師が問診をしてカルテ記入する時間や看護師がヒアリングする時間が大幅に減りました。実際にユビーAI問診を導入したことによる医師の業務効率化を定量的に評価しようと、内科外来の全医師を対象に一人一人の患者で電子カルテが開かれている最大時間を医師の診察時間と考え、その平均値をユビーAI問診を利用する導入前後の一週間で比較をしました。

当院では令和2年1月22日に先行的に内科外来にて導入しましたが、導入直前1週間の内科初診患者数は56人で平均の診察時間12分18秒、導入直後1週間のユビーAI問診使用初診患者数は74人で平均診察時間8分41秒と平均3分37秒(29.4%の診察時間)を削減できることが分かりました。この効果には非常に満足していて、学会などでも発表予定です。

1件あたりの削減時間としてはそこまで大きくないように見えるかもしれません。しかし、ユビーAI問診での問診利用は初診患者1日10~15件ほどあるため、1日だけでも約40分削減、5日で約200分もの時間が削減できる計算になります。時勢的な要因も当然ありますが、導入以前は診療時間が終了する時間は17時ほどでしたが、導入後は16時ほどには終了できるようになってきたことからも、この効果は大きいと感じています。

導入直後の一週間でこの結果ですので、利用の習熟度が高まればさらに業務効率化が進むだろうと期待しています。

医師の業務効率化だけではない。導入後に気付いた副次的な効果

ユビーAI問診を導入することにより医師の診察時間削減だけではなく、看護師の業務効率化にも寄与することが分かりました。導入以前は予診を看護師が取りPCで手入力していましたが、それが不要になりました。

初診の方であれば、当院の場合は長い場合で20分から30分程度診察にかかることもありますが、長い待ち時間を苦痛に感じて訴える患者様はとても多く、以前は看護師がそういった苦情に対応していましたが、待ち時間が削減されたことにより、その必要もなくなります。

さらに副次的な効果も導入により実感しています。導入により院内の意識が高まり、外来予約の患者配分の適正化などといった患者様の満足度向上に繋がる取り組みを実施できるような体制が整ってきました。現在は『外来患者待ち時間削減プロジェクト』という形で、待ち時間の目標を1時間以内にできるよう動いています。外来の待ち時間を30分短縮することは、医師や看護師の業務効率化というだけではなく、患者様の満足度の向上にも繋がります。

まずは内科外来でユビーAI問診を導入して様子を見てきましたが、結果は成功でした。今後は救急と小児科で新たに導入を行い、徐々に希望する診療科全てで使っていきたいです。最終的には院内にある中央の窓口の受付にて一括してユビーAI問診を導入することで、院内全体の業務効率化を図っていきたいと思います。

ツール導入が全てを解決するわけではない。効果の最大化の鍵はあくまで人

ユビーAI問診は非常に将来性が高く期待しています。問診の時間が削減できることはまず間違いなく、その面だけでも導入する価値があります。もっとも、ユビーAI問診はあくまでもツールですので、導入すれば問題のすベてが解決するというわけではありません。その効果を最大化するためにはクリアしなくてはいけない問題もあるかもしれません。

例えば、電子カルテの記入に独自のスタイルを持っている医師の方であれば、ユビーAI問診の記入スタイルに最初は少し違和感を覚えるかもしれません。しかし基本的な事象は聞いてくれているので、そこから深く問診した内容を追記するなどで対応できるかと思います。テクノロジーを医師の方でも上手に使いこなす心がけが重要だと思います。

医仁会武田総合病院
〒601-1495
京都市伏見区石田森南町28-1
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