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実質勤務時間を毎日2時間削減!問診データの精査も可能に

山梨県

竜王みついクリニック

三井 文彦 院長

クリニック
100床未満
医師の業務効率化
看護師の業務効率化
問診効率化

ユビーAI問診導入前の当クリニックには、紙の問診によるオペレーションの非効率さ電子カルテ入力に関する手間や時間がかかりすぎるという、大きな課題がありました。

クリニック運用上の大きな課題を解決

当クリニックでは現在、ほぼすべての新患に、ユビーAI問診を利用しています。ユビーAI問診を導入する前は紙の問診票を使用していました。患者様が問診票を記入した後で、看護師が追加で口頭問診を行うという運用フローだったのですが、医師の手元に問診票が来る時には、さまざまな情報がバラバラに細かく記入されている状態でした。看護師によって書き方のクセや問診レベルの差もありますし、それを読み解いていくのが本当に大変でした。診察中は、問診票を読み解きながら、患者様のお話も聞いて、自分のメモに残してと、本当にやることが多過ぎて・・。診察時間も長くなりますし、診療終了後も夜遅くまで残って、書ききれなかったカルテを作成する毎日でした。

町のかかりつけ医に、定型問診は向かない

地域のかかりつけ医である当クリニックには、さまざまな病状の患者様が来院されます。「お腹が痛い」という方はもちろん、「風邪を引いたみたいです」という方や、「頭が痛いんです」という方もいらっしゃいます。中にはアレルギーの症状を訴える方もいらっしゃいますので、そうなると、定型の紙の問診票だけですべての病状を把握するのには限界があり、診察中にも私からの口頭問診を追加することになります。この運用フローが大きな課題でした。また、私は外来での診察中に患者様を目の前にしてパソコンに向かう、というのがあまり好きではありませんので、電子カルテへの記録は診療時間の終了後、誰もいなくなったクリニックの中で黙々と作業していました。診察中は常に患者様と向き合っていたいという自分自身のポリシーもありますし、私自身がキーボードでの入力があまり得意ではないので、後から時間をとって、まとめて入力していました。
紙の問診票の場合、メモなどを一旦書き留めておくことには有用ですが、その内容はすべて手入力となりますので、私がクリニックを出る時間は夜遅くなるのが常でした。自分なりにフォーマットを作って、ボタンをクリックすると定型文が出てくる仕組みを構築していましたが、それでもやはり時間はかかります。CommonDiseaseの患者様はそれで良いのですが、アレルギーなど問診項目が多くなる方や、クリニックではあまり見かけないような病状の方ですと、結局はゼロから書き込むので時間がかかるのです。

ユビーAI問診がもたらしてくれた大きな変化

しかし、ユビーAI問診に変わってからは、問診データの入力に要する時間が、本当にあっという間になりました。以前は1人あたりのカルテ入力に数分はかかっていましたが、今はだいぶ時間が短縮されました。その結果、すべてのカルテを書き終え、クリニックを出て自宅へ戻る時間も、2時間ほど早くなりました。1日の外来患者数を40人と考えると、1人あたり3分程度の時間が短縮できていることになります。1人あたりで考えると短いようにも見えますが、毎日2時間程度の空き時間ができているわけですから、これは大きな変化だと思います。時間ができると、自分自身にも余裕ができますし、いろいろなことを考える時間もできます。私の心にも余裕が生まれたのでしょう、たとえば、診察中に看護師へ指示出しするときも、余裕をもって優しくお願いできるようになり、クリニック内での人間関係もさらに良くなったように思います。
また、紙の問診では、私の手元に届く情報は、担当した看護師によって違いがありました。しかし、ユビーAI問診であれば、患者様が回答した内容を元に、AIがその患者様に適切な質問を投げかけてくれますので、患者様の病状に合わせた問診が出来ていると思います。追加質問が多いので、医師としても多くの情報を一度に得やすいことが、大きなメリットだと考えています。
正に、「欲しいものが手に入った」というのが、私の正直な気持ちです。

これからのユビーAI問診に期待すること

年齢層に関わらず使いこなせるのは良い

実際の質問内容も難しいものではありませんし、患者様にとっても簡単に答えられる内容のようです。タブレット画面での操作も難しくはないようです。当クリニックを受診される患者様の年齢は幅広く、内科には高齢の方も多いのですが、最初は戸惑うものの、事務スタッフがいろいろと教えながら入力していただくと、だんだんと慣れてくるようです。
高齢者の方にはご家族が付き添われてくることもありますので、特に問題なくユビーAI問診を利用できています。小児科はでは20代くらいのお母様も多いですから、短時間でスムーズに操作されています。

今後、試してみたいこと

コロナ禍である現在、当クリニックの受診はすべて予約制にしています。待合室には最大でも2組しかおりませんし、1人の入力が終わったら次の方、という運用も問題なくできています。ただ、当クリニックは駐車場が広いですし、お車で来院される患者様も多いので、今後は駐車場内の車の中で待機していただきながら、「スマホからのユビーAI問診への回答」という使い方もできると良いと考えています。また、ユビーAI問診の機能として「紹介状作成」もありますので、これは今後、必要に応じて利用したいと思います。
現在のユビーAI問診でできると良いなと思うのは、熱の履歴を書き込む機能ですね。数日前からの発熱の履歴が登録できると、熱形のパターンも分かるので、これはぜひ欲しい機能だと思います。1日のうちで体温が変動する感染症もありますし、数日前からの経過が分かると非常に役立つと思います。候補の病名がリストアップされてくるのも、面白いですね。「自分では考えていなかった疾患名」が出てくると、私自身にとっての気付きにもなります。特に小児科では「クラスに感染症の人がどれくらいいるか」という情報も診察中には役立つ情報ですから、こうした情報も書き込めるようになるともっと良いと思います。今後のユビーAI問診の進化に、期待しています。

竜王みついクリニック
〒400-0126 山梨県甲斐市大下条1606-1
TEL:055-225-5081
https://www.ryuomitsuiclinic.com/


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