
診察で医師に聞かれることは?よく聞かれる質問と、答えを準備しておくもの
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この記事の答え
初めての診察では、問診票や診察の場で、症状・これまでの病気・今使っている薬・アレルギー・家族の病気などをよく聞かれます。どれも、診察で医師に伝えておきたいことです。
初診の問診票で聞かれることと書き方
初めて受診するときや初めての科にかかるときのほか、以前かかったことがあっても、続けての治療ではなく新たにかかり直すときに、問診票を書きます。問診票をホームページからダウンロードし、前もって記入して持っていける病院もあります。
受診先のホームページで確かめておくと安心です。
初診の問診票で尋ねられる項目の例を、以下にお示します。
聞かれること | 問診票での聞かれ方(2つの病院の例) |
|---|---|
症状 | 今いちばん困っていること、いつ頃から、どんな症状か |
これまでの病気・手術 | これまでにかかった病気や受けた手術の名前と、それぞれのおおよその時期(「○歳頃」など) |
今通っている病院 | 通院中の病院・診療所の名前 |
アレルギー | 薬・食べ物・その他(ゴム製品、アルコール消毒、金属など)に分けて、アレルギーが出たものの名前と、そのときの症状 |
家族の病気 | 高血圧・糖尿病・心臓病・がんなどに印をつけ、続柄(父・母など)を書く |
お酒・たばこ | 飲む・飲まない・以前は飲んでいた、と量/吸う・吸わない・以前は吸っていた、と1日の本数 |
妊娠(女性) | 妊娠しているか・その可能性 |
そのほか | 体の中に金属が入っているか(手術で入れたものなど)。入っていれば、どこに何が入っているか |
令和4年に厚生労働省が医療機関向けに示した項目の例には、紹介状があるかどうかや、授乳中かどうかも並んでいます。
書くときのこつ
- 「いつから」の書き方:「○月△日から」でも「○日前から」でもよい形の問診票があります
- 思い出せないとき:アレルギーや妊娠の欄に「ない・知らない」「わからない」がある問診票もあります。思い出せない欄は、診察で伝えるとよいでしょう
答えを前もって準備しておくこと
聞かれることのうち、薬・これまでの病気・家族の病気は、前もって確かめておくと答えやすくなります。
薬
- 処方された薬だけでなく、自分で買った薬やサプリメント・健康食品も伝えます。サプリメントを含む食品にも、薬との飲み合わせが悪いものがあるためです(厚生労働省・日本薬剤師会「薬の知識」)
- お薬手帳は、使っているすべての薬を、自分で買った薬も含めて記録する手帳です。お薬手帳を窓口に出すか、マイナ保険証で同意すれば、問診票の薬の欄を書かなくてよい病院もあります(例.千葉大学医学部附属病院「問診票ダウンロード」)。手帳を持って行くと、薬の質問に答えやすくなります
- マイナ保険証で情報提供に同意すると、過去に処方された薬や特定健診などの情報が、医師・薬剤師に共有されます(厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用のメリット」)。自分で買った薬などは、こちらから伝えましょう
これまでの病気
- この1年に受けた健康診断(特定健診・高齢者健診)の時期と、そこで受けた指導の内容を聞く問診票もあります
家族の病気
- 親やきょうだいの病気は、前もって聞いておくと答えやすくなります
再診の場合
前回からの変化をメモして伝えます(作り方は「診察の前に何をメモする?」)。
質問の並べ方と準備の工夫は、公的な案内と問診票から編集部が整理しました。
命に関わるおそれがあるときは、救急車(119番)を呼ぶことができます。呼ぶか迷うときは、救急安心センター(#7119。実施地域のみ)や、子どもの場合は子ども医療電話相談(#8000)に相談できます。
参考にした資料
記事の数字と条件は、次の公的な資料で確かめています。
- 厚生労働省「(別紙様式54)初診時の標準的な問診票の項目等」(2026年10月確認)
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000985121.pdf - 千葉大学医学部附属病院「問診票ダウンロード」(2026年9月確認)
https://www.ho.chiba-u.ac.jp/hosp/outpatient/monshinhyo.html - 大阪市立総合医療センター「問診票」(2026年9月確認)
https://www.osakacity-hp.or.jp/ocgh/library/pdf/39304.html - 沖縄県医療安全相談センター「診察や医師からの説明を受けるときに注意するポイント」(2026年9月確認)
https://www.pref.okinawa.lg.jp/iryokenko/iryo/1005892/1005895/1005900.html - 厚生労働省・日本薬剤師会「薬の知識」(2026年10月確認)
https://www.pmda.go.jp/files/000226365.pdf - 厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用のメリット」(2026年9月確認)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22682.html
記事の内容は、最終更新日の時点の制度にもとづいています。制度の改定により、最新の内容と異なる場合があります。本ページは公的制度の一般的な情報です。金額・要件は加入している健康保険・自治体・所得によって異なります。必ず各窓口にご確認ください。本ページは診断・治療の代替ではありません。
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