
受診に持っていく体調の記録は?家でつける5項目とつけ方
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この記事の答え
受診の際に医師から、家や学校、会社などでの様子をたずねられることが、しばしばあると思います。診察のときの様子だけでは分からないことがあるためです。 ただ、その場で尋ねられても、覚えていなかったり時間が限られていたりして、十分に伝えきれないこともあるのではないでしょうか。 そのための工夫のひとつが、体調の記録をつけておくことです。記録しておきたいのは、症状、生活の様子、薬、治療や薬のあとどうなったか、次に聞きたいことの5つです。この記事は、家でふだんつける記録の話です。受診の直前に書くメモについては、「診察の前に何をメモする?」の記事で紹介しています。
体調の記録につける5つの項目と記録シート
項目 | 書くこと |
|---|---|
日付 | 年 月 日( 曜日) |
①症状 | いつから/どこが/どんな状態/どんなときに |
②生活の様子 | 食事・運動・睡眠などの習慣、仕事、趣味、サプリメントなど |
③使った薬 | 名前・量・いつからいつまで(自分で買った薬も) |
④治療や薬のあと | どうなったか(よくならない症状、薬を使ってからいつもと違うと感じたことなど) |
⑤次に聞きたいこと | 気になったこと・次の診察で聞きたいこと |
- ①〜④は、診察で医師に伝えるとよい項目です。①の症状は、シートのように「いつから」「どこが」「どんな状態」に分けて書いておくと、伝えやすくなります。
- ③と、④の「いつもと違うと感じたこと」を書いておくと、薬を使ったあとに体調が変わったとき、「何という薬を」「どのくらいの量・期間使って」「どんな症状が出たか」を説明しやすくなります(厚生労働省・日本薬剤師会「知っておきたい薬の知識」)。
- 副作用かどうかは自分で決めなくてかまいません:薬のせいかどうかわからなくても、気になった変化はそのまま書いておき、判断は医師や薬剤師に任せます。薬を使っていつもと違うと感じたら、次の受診を待たずに医師や薬剤師に相談しましょう(厚生労働省・日本薬剤師会「知っておきたい薬の知識」)。
- よいときも悪いときも、そのまま書きます:例えば家で血圧を測るときも、何度も測り直して、よい値だけを書くことはしないようにしましょう。
続けるコツ
- 決まったときに書く:ぜん息日記では、朝・夕食後など決まったときに記録して習慣にすると続けやすい、とされています。
- 書ける日に書く:決まった時間に書けない日は、気づいたときに日付を入れて書く方法もあります。
- 書けないときは家族に:代わりに書いてもらう方法もあります。
- お薬手帳にも書く:薬を飲んだあとの体調の変化や、自分で買った薬は、お薬手帳にも書き込みます。手帳は1冊にまとめ、別の病院で出た薬の記録も同じ手帳にまとめます。
この記録シートは、紙のノートに写しても、スマホのメモに貼りつけてもかまいません。
受診するときの使い方
- 受診の直前に見直す:伝えたいことや相談したいことを整理しておきましょう。
- 時間の流れがわかるように:「いつから」は「3日前から」「1週間前から」のようにはっきり伝えると、どう変わってきたかが伝わりやすくなります。
- 相談の時間を頼んでみる:ぜん息などで通院を続けていて相談したいことが多いときは、いつもの診察とは別に相談の時間をとってもらえないか、医師に頼んでみる方法もあります。受けてもらえるかは医療機関によって違います。
- お薬手帳も見せる:手帳に薬の情報がまとまっていれば、医師や薬剤師などが、副作用や飲み合わせ、薬の量などを確かめられます(厚生労働省・日本薬剤師会「知っておきたい薬の知識」)。
再診なら前回からの変化を中心に、初診ならいつからどう変わったかを順番に並べて伝えます。
参考にした資料
記事の数字と条件は、次の公的な資料で確かめています。
- 沖縄県医療安全相談センター「診察や医師からの説明を受けるときに注意するポイント」(2026年9月確認)
https://www.pref.okinawa.lg.jp/iryokenko/iryo/1005892/1005895/1005900.html - 大津市医療安全支援センター「医療相談事例集」(2026年9月確認)
https://www.city.otsu.lg.jp/material/files/group/2/iryousoudan.pdf - 厚生労働省・日本薬剤師会「知っておきたい薬の知識」(令和8年10月版・2026年10月確認)
https://www.pmda.go.jp/files/000226365.pdf - 独立行政法人環境再生保全機構「ぜん息日記について」(2026年9月確認)
https://www.erca.go.jp/yobou/zensoku/sukoyaka/column/202012_2/ - 独立行政法人環境再生保全機構「すこやかライフ No.50 Q9」(2017年10月発行・2026年9月確認)
https://www.erca.go.jp/yobou/zensoku/sukoyaka/50/feature/feature09.html - 厚生労働省 スマート・ライフ・プロジェクト「血圧」(2026年9月確認)
https://kennet.mhlw.go.jp/slp/event/disease/pressure/index.html
記事の内容は、最終更新日の時点の制度にもとづいています。制度の改定により、最新の内容と異なる場合があります。本ページは公的制度の一般的な情報です。金額・要件は加入している健康保険・自治体・所得によって異なります。必ず各窓口にご確認ください。本ページは診断・治療の代替ではありません。
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