「大丈夫です」で終わらせない、医師への伝え方|言いにくいことの例文と、場面・数字の添え方

「大丈夫です」で終わらせない、医師への伝え方|言いにくいことの例文と、場面・数字の添え方

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この記事の答え

診察室では緊張して、言いたいことが言えなかったり聞きたいことが聞けなかったりするのは、よくあることです。けれども、患者さんの声は、血液検査やレントゲンと同じくらい大事なデータになるとされています。 医師に「お変わりないですか?」と聞かれて「大丈夫です」と答えそうになったら、困っていることを1つだけ、場面をつけて言い足す方法があります。

「大丈夫です」の代わりに使える一言

こんなとき

言い方の例

とっさに「大丈夫」と答えてしまった

「大丈夫と言いましたが、実は〇〇が気になっています」

説明が分からなかった

「説明が分からないので、もう一度お願いします」

薬を指示どおりに飲めていない

「実は、出された薬を飲めていない日があります」

  • 説明が分からないとき:患者さんが理解したかどうかは医師には分からないため、「説明がわからない」と医師に伝えてください
  • 薬を飲めていないとき:医師は指示どおりに飲んだと考えて経過を判断するため、飲めていないことも伝えましょう
  • お金のことが言いにくいとき:明細書がほしいと伝えても、病院を疑うことにはなりません。会計の窓口などで、安心して希望を伝えてください

聞きたいことを聞きそびれないコツ

  • いちばん聞きたいことを、最初に聞く(診察の時間には限りがあるため)
  • あとから出た疑問は、メモにして次の診察で医師に渡す方法もある
  • 医師に聞きにくいときは、看護師や病院の相談窓口に確かめる方法もある

「こんなことまで話していいのか」と迷うこともあるかもしれません。分からないことや不安なことは、遠慮せず医師・看護師などに尋ねてみましょう。

症状は場面や数字をつけて伝える

症状は、「いつから・どこが・どのような状態か・どんな時に」を添えて伝えると、医師に様子が伝わりやすくなります。

ぼんやりした言い方

場面・数字をつけた言い方(例)

「ときどき痛い」

「〇日前から、夕方になると頭が痛くなります」

「よく眠れない」

「夜中に〇回ほど目が覚める日が、週の半分くらいあります」

数字で伝える例もあります。例えば東京新宿メディカルセンターでは、手術のあとの痛みを0(痛みがない)〜10(想像できる最も強い痛み)の数字で伝えてもらい、医療者との共通理解をしやすくしています。

初診・再診・家族が付き添うとき

  • 初診:いつからどんな症状があり、今どうなっているかを、メモにして持っていく方法があります(項目は「診察の前に何をメモする?」)
  • 再診:「前回の診察から」と比べて、変わったこと・変わらないことを伝える方法もあります
  • 家族が付き添う:説明を一人で聞くのが不安なら、家族などに同席してもらう方法もあります

命に関わるおそれがあるときは、救急車(119番)を呼ぶことができます。呼ぶか迷うときは、救急安心センター(#7119。実施地域のみ)や、子どもの場合は子ども医療電話相談(#8000)に相談できます。

参考にした資料

記事の数字と条件は、次の公的な資料で確かめています。

記事の内容は、最終更新日の時点の制度にもとづいています。制度の改定により、最新の内容と異なる場合があります。本ページは公的制度の一般的な情報です。金額・要件は加入している健康保険・自治体・所得によって異なります。必ず各窓口にご確認ください。本ページは診断・治療の代替ではありません。

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