
入院が決まったら何をする?手続きの順番チェックリスト|限度額・書類・保証人
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この記事の答え
入院が決まったら、やることは大きく3つです。 ①入院の書類をそろえて記入する ②窓口で払う額を月の上限までに抑える準備(限度額の手続き) ③保証人・連絡先を決める 書類や保証人の決まりは病院ごとに違います。実際に入院される際は、入院する病院の案内にて細かい点までご確認いただくのがベストです。
手続きの順番
- 入院日と当日の受付時間・場所を確かめる
- 入院の書類(入院申込書など)を記入する
- 限度額の手続きと、保証人・連絡先の依頼をする
- 入院当日、指定された時間に手続きをする
例:病院によっては、入院予約のときに病院から入院日が知らされたり、入退院窓口の受付時間が決まっていたりすることもあります。
限度額の手続き
医療費の自己負担には、年齢と所得に応じた月の上限額があります(高額療養費制度。令和8年8月診療分から見直されています)。上限を超える分を窓口で払わずに済ませるには、マイナ保険証を使うか、事前に「限度額適用認定証」を入手しておく必要があります(厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」)。
あなたの場合 | すること |
|---|---|
マイナ保険証を使う | 認定証の申請は要りません(低所得の人は、下の「低所得の人」の行も見てください) |
マイナ保険証を使わない・病院で使えない | 加入している健康保険(健康保険組合・協会けんぽ・市町村など)に認定証の交付を問い合わせる |
低所得の人(住民税非課税の人など) | 別の申請が要ることがあるので、加入している健康保険に確かめる |
認定証を使う人へ:協会けんぽでは、認定証は申請を受け付けた月の分からしか出ず、前の月にはさかのぼりません。日程に余裕を持って申請しましょう(全国健康保険協会「限度額適用認定証」)。
書類と保証人
入院当日に出すものの例
- 入院申込書
- 診察券
- 保険の資格を確認できるもの(マイナ保険証または資格確認書)
- 医療証(持っている人。国立成育医療研究センターは限度額適用認定証も明記)
保証人の欄は病院で意味が違います
- 例:国立成育医療研究センターでは「身元引受書兼診療費支払保証書」に、診療費を払う人(支払義務者)と連帯保証人を書きます
- 例:荏原病院では、患者と別の住所に住む、連絡のとれる人を書きます。そうした人がいなければ、住所が同じでも、連絡のできる人を書きます
保証金・預り金も病院で違います:荏原病院では入院保証金はかかりません。同センターでは分娩や自費の入院で預り金があります(預り証は退院時の精算に必要です)。預り金がある病院では、内容・金額・精算方法などを示すことになっているので、確かめておきましょう(厚生労働省「保医発0327第7号(令和8年3月27日)」)。
入院前のチェックリスト例
☐ 入院日と当日の受付時間・場所を確かめた
☐ 入院申込書などを記入した。印鑑が要るか確かめた
☐ マイナ保険証を使うか決めた(使わない人は認定証を申請した)
☐ 低所得の人は、別の申請が要るか確かめた
☐ 保証人・連絡先を頼んだ
☐ 預り金があるかと、入院費を払う時期を確かめた
☐ 入院費のおおよその金額を、どこで聞けるか確かめた
☐ 個室(差額ベッド)を希望する人は、料金が書かれた同意書の説明を受けてから署名した
※入院中に保険が変わるときは(退職・転職・75歳になるなど)、病院に伝える時期を確かめておく方法もあります。
ここに注意
入院による治療が必要なのに、身元保証人などがいないことだけを理由に入院を断ることは、医師法第19条第1項(正当な理由なく診療を断ってはならないという決まり)に抵触するとされています(厚生労働省「医政医発0427第2号(平成30年4月27日)」)。
保証人を頼める人がいないときは、入院する病院の窓口への相談をご検討ください。
命に関わるおそれがあるときは、救急車(119番)を呼ぶことができます。呼ぶか迷うときは、救急安心センター(#7119。実施地域のみ)や、子どもの場合は子ども医療電話相談(#8000)に相談できます。
参考にした資料
記事の数字と条件は、次の公的な資料で確かめています。
- 厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」(2026年10月確認)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/juuyou/kougakuiryou/index.html - 全国健康保険協会「限度額適用認定証」(2026年9月確認)
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/benefit/high_cost_medical_expenses/001/index.html - 厚生労働省「医政医発0427第2号(平成30年4月27日)」(2026年9月確認)
https://www.mhlw.go.jp/content/000516183.pdf - 厚生労働省「保医発0327第7号(令和8年3月27日)」(2026年10月確認)
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001707281.pdf - 厚生労働省「保医発0327第6号(令和8年3月27日)」(2026年9月確認)
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001732116.pdf - 国立成育医療研究センター「入院の流れ」(2026年9月確認)
https://www.ncchd.go.jp/hospital/inpatient/annai.html - 東京都立病院機構 荏原病院「入院のご案内」(2026年9月確認)
https://www.tmhp.jp/ebara/inpatient/nyuuin2.html
記事の内容は、最終更新日の時点の制度にもとづいています。制度の改定により、最新の内容と異なる場合があります。本ページは公的制度の一般的な情報です。金額・要件は加入している健康保険・自治体・所得によって異なります。必ず各窓口にご確認ください。本ページは診断・治療の代替ではありません。
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