転院の手続き|病院を変えたいとき、何をどの順で?

転院の手続き|病院を変えたいとき、何をどの順で?

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この記事の答え

転院(病院を変える)を考えているときは、移りたい病院の初診の受け方を確かめてから、主治医に希望と理由を伝えて紹介状(診療情報提供書)を書いてもらいます。紹介状があると、これまでの病状や治療が転院先の医師に伝わりやすくなります。 転院するか迷っているなら、先にセカンドオピニオン(主治医以外の医師の意見を聞くこと)を受ける方法もあります。意見を聞いても、転院しなければならないわけではありません。

手続きの順番

  1. 移りたい病院の初診の受け方を確かめる:紹介状や予約が要るかは病院ごとに違います
  2. 主治医に転院の希望と理由を伝え、紹介状を頼む:宛先の病院名・診療科も伝えましょう
  3. 予約を取る:本人・家族が電話で取るほか、今の病院から予約してもらえる病院もあります
  4. 初診の日に、紹介状などを持っていく(下の「持っていくもの」)

例:紹介予約制で、初診には原則紹介状が必要な病院もあります(東京都立駒込病院「初診の方」)。

主治医への切り出し方

医師には、必要に応じてほかの医療機関に紹介し、診療に必要な情報を提供するよう努めることが求められています(e-Gov法令検索「医療法」第1条の4)。

病院を選ぶのは患者・家族の意志です。「主治医が気分を悪くするのでは」とためらう人もいますが、希望は、伝えてはじめて分かってもらえます。遠慮せずに話してみましょう。

伝え方の例:

  • 「家から近い○○病院の△△科に移りたいと考えています。紹介状を書いていただけますか」

直接言いにくいとき:病状や治療の説明について医師に直接聞きにくい場合は、担当の看護師や院内の相談窓口に相談してもよいとされています。転院の希望も、院内の相談窓口に相談する方法があります。

病院の外では、医療安全支援センター(都道府県などが設けている、医療の相談窓口)で転院の手続きを相談できるところもあります。

なお、相談できる内容やサポート体制は都道府県や市町村など自治体によって異なるため、お近くの窓口の情報を事前に確かめておくと安心です。

例.神奈川県:神奈川県の窓口は、特定の医療機関の紹介や評判についての相談は受け付けていません。また、横浜市・川崎市など一部の市にある医療機関についての相談は対象外です(神奈川県「神奈川県医療安全相談センターのご案内」)。

転院先の初診時に持っていくものの例

☐ 紹介状(診療情報提供書)

☐ マイナ保険証か資格確認書

☐ 医療証(持っている人)

☐ お薬手帳やお薬の説明書

☐ 転院先の診察券(以前受診したことがある人)

※ 持っていくものは、一例です。病院ごとに違うので、実際の転院時は転院先病院の案内をご確認ください。

ここに注意

  • 宛先が違う・あいまいな紹介状や古い紹介状では、電話予約を受け付けない病院があります。 紹介状の古さの目安は、疾患や治療内容によりますが、作成日から3か月です。紹介状をもらったら、早めに予約を取りましょう
  • 紹介状を持たずに大きな病院へ移ると、初診で特別の料金がかかることがあります。

命に関わるおそれがあるときは、救急車(119番)を呼ぶことができます。呼ぶか迷うときは、救急安心センター(#7119。実施地域のみ)や、子どもの場合は子ども医療電話相談(#8000)に相談できます。

参考にした資料

記事の数字と条件は、次の公的な資料で確かめています。

記事の内容は、最終更新日の時点の制度にもとづいています。制度の改定により、最新の内容と異なる場合があります。本ページは公的制度の一般的な情報です。金額・要件は加入している健康保険・自治体・所得によって異なります。必ず各窓口にご確認ください。本ページは診断・治療の代替ではありません。

この記事の作り方について

医師の監修を付けない理由と、公的な資料で正確さを守る3段階の確認について公開しています。

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