検査結果・画像を別の病院に持っていくには?紹介状と診療記録の開示

検査結果・画像を別の病院に持っていくには?紹介状と診療記録の開示

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この記事の答え

検査結果や画像を渡す道は、主に2つです。 1.紹介状を頼む(担当医に紹介してもらう人):前の病院の医師に紹介状(診療情報提供書)を書いてもらい、検査結果や画像CDを添えてもらう 2.診療記録の開示を申し込む(紹介状がない・控えもほしい人):自分で前の病院に申し込み、検査結果の写しや画像CDを受け取る 頼む先・日数・費用は病院ごとに違います。

全体の流れ

  1. 次の病院の初診案内で、持っていくもの・届けるものを確かめる
  2. 前の病院に、紹介状か診療記録の開示を頼む
  3. 受け取ったら早めに予約し、持っていくか届ける(作成日が古い紹介状では、電話での予約を受け付けない病院もあるため)

取り寄せ方:紹介状と開示

紹介状:担当医に相談します。医師が別の医療機関での診療が必要と判断したときに、患者に説明して同意を得たうえで書き、患者か紹介先の病院に渡すものです。

診療記録の開示:患者本人は、病院に自分の診療記録の開示(閲覧や写しの交付)を求めることができ、病院は原則として応じなければならないとされています。診療記録には、検査結果の記録やエックス線写真、紹介状も含まれます。費用は、実際にかかる費用をふまえて、妥当な範囲で病院が決めるとされています(厚生労働省「診療情報の提供等に関する指針」)。

例:国立病院機構 東京医療センターの場合(2026年9月時点・税込)は、次のとおりです(国立病院機構 東京医療センター「診療記録の開示について」)。

  • 開示請求手数料:7,700円
  • 画像CD:7,700円
  • 開示までの日数:2週間程度
  • 申請・受け取り:総合案内で(電話・郵送は不可)

カルテ(診療録)は、5年間保存することが法律で決められています(e-Gov法令検索「医師法」第24条)。古い記録は、残っていないことがあります。

画像(CDなど)の受け取りと持っていき方

画像CDは、初診の日に持っていくよう案内する病院や、事前に届けるよう勧める病院があります。

※ 2病院とも、預けた画像CDは原則として返却しない扱いです

紹介状と一緒に持っていくものの例

☐ 紹介状(診療情報提供書)

☐ 画像CD(持っている人)

☐ マイナ保険証(持っていない人は資格確認書)

マイナ保険証で受付し情報提供に同意すると、初めての病院でも、過去の処方薬や特定健診などの情報を医師・薬剤師が確かめられます。共有される情報に画像は挙がっていないため、画像CDは別に用意しましょう。

紹介状は、宛先(病院名・診療科)と作成日を確かめておきます。

家族が代わりに頼む場合

開示を求めることができるのは原則として本人です。

ただし、次の方も本人に代わって求めることができるとされています。

・本人から代理権を与えられた親族

・法定代理人(未成年の子の親など)

15歳以上の未成年の子については、病気によっては、病院が本人からの請求だけを認めることがあります。書類は病院ごとに違います。

ここに注意

  • 開示を申し込むとき、病院が理由を書かせたり尋ねたりするのは、不適切とされています。 転院先に持っていくためと言いにくいときに、知っておくと安心です
  • 指針には、病院が開示しなくてよい場合の定めもあります。 頼めば全部もらえる、とは限りません

命に関わるおそれがあるときは、救急車(119番)を呼ぶことができます。呼ぶか迷うときは、救急安心センター(#7119。実施地域のみ)や、子どもの場合は子ども医療電話相談(#8000)に相談できます。

参考にした資料

記事の数字と条件は、次の公的な資料で確かめています。

記事の内容は、最終更新日の時点の制度にもとづいています。制度の改定により、最新の内容と異なる場合があります。本ページは公的制度の一般的な情報です。金額・要件は加入している健康保険・自治体・所得によって異なります。必ず各窓口にご確認ください。本ページは診断・治療の代替ではありません。

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