オンライン診療の実施に関する事項

対面診療の組み合わせについて

触診・検査ができないなど、オンライン診療には限界があり、対面診療を組み合わせることが望ましいです。しかし、かかりつけ医がいない場合や、かかりつけ医がオンライン診療に対応できない場合に、オンライン診療を行います。

対面での診療・検査が必要と判断した場合について

診療開始時に医師が症状をお聞きし、オンライン診療が可能であるかを判断した上で診療を継続します。対面での診察や検査が必要と判断した場合は、対面診療をご案内します。

オンライン診療の実施にかかる診療計画

  1. オンライン診療で行う具体的な診療内容

    • 発熱や風邪の症状などに対する問診・視診
    • 慢性疾患の継続的な治療や、症状の変化に対する対応
    • 必要に応じて、かかりつけ医または最寄りの病院・クリニックへの受診を指示
  2. オンライン診療と対面診療、検査の組み合わせについて

    • 風邪などの急性疾患の場合:オンライン診療で改善しない場合は、対面診療に切り替えます。
    • 高血圧や脂質異常症など、状態が安定している慢性疾患の場合:概ね2週間〜1ヶ月に1回、オンライン診療を実施します。また数ヶ月に1回、対面診察(健診含む)の必要性を確認します。
  3. 診療時間について

    • 予約システムを利用して、事前に予約をとっていただいた時間に診療を行います。
    • 完全予約制のため診療時間の限りがあります。予約時間内に診察が終わらない場合は、状況に応じて次回予約時間で診察を継続する、もしくは対面診療へ切り替えます。
  4. オンライン診療の方法・使用する情報通信機器

    • オンライン診療の方法:患者・医師がビデオ通話ツールを介して、オンライン診療を行います。
    • 使用する情報通信機器
      • 患者側:スマートフォン・タブレット・パソコンなど
      • 医師側:パソコン
  5. 診療内容の録音・管理

    オンライン診療の品質向上と安全のために通話を録音いたします。録音データは厳格に管理され、上記の目的でのみ必要な範囲で取り扱い、第三者提供はいたしません。録音データは3ヶ月で削除いたします。

  6. オンライン診療を行わないと判断する条件

    • 医師が、患者の心身の状態について、十分に必要な情報が得られていないと判断した場合
    • 体調に変化が現れ、対面診療が必要と判断された場合
    • 情報通信環境の障害などにより、オンライン診療ができない場合

    上記に該当する場合は、対面診療に切り替えます。

  7. 患者の情報伝達への協力

    • オンライン診療を行うにあたり、患者は診察に対し積極的に協力し、自身の心身に関する情報を医師に伝達する必要があります。
  8. 急病急変時の対応について

    • 急な体調の変化や症状の悪化があった場合は、すぐに、かかりつけ医または最寄りの病院・クリニックを受診してください。
  9. 複数の医師がオンライン診療を実施する予定

    • 提携先医療機関の医師がオンライン診療を行います。再診の場合、診察する医師が前回と異なる場合があります。
  10. 情報漏洩等のリスクを踏まえたセキュリティに関する責任分界点

    • 想定されるセキュリティリスク:オンライン診療で使用する端末へのサイバー攻撃などによる、患者の個人情報の漏洩・改ざんなど
    • 医療機関及びオンライン診療システム提供事業者に課される事項:「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に定められた情報セキュリティに関するルールを厳守したシステムを構築し、常に安全な状態を維持します。

上述のとおり、オンライン診療には患者にも責任が発生します。患者の行為により、問題や損害が発生した場合、医師ならびに東日本橋内科クリニック (ユビーオンライン診療の診察実施医療機関)は一切の責任を負いかねます。