視神経脊髄炎の入院期間はどれくらいですか?
入院期間は治療内容や患者さんの状態によって異なりますが、アメリカの研究によると中央値は8日です。
視神経脊髄炎の入院期間は、治療内容や患者さんの状態によって異なりますが、アメリカの研究によると中央値は8日です。
視神経脊髄炎の急性期には、メチルプレドニゾロンというステロイドを用いた点滴注射によって治療されます。通常は500mgまたは1000mgを3~5日間投与し、その後内服薬に変更し、数日かけて徐々に薬剤を減量します。
入院が必要な治療として、ステロイド治療以外としては、血漿交換を行うこともあります。血漿交換は、血液の一部を体外に取り出し、その血液を機械で処理することで、血液中の有害物質を除去する治療です。
入院中はこれらの治療が行われますが、治療の効果によっては治療期間が延長し、入院期間も延長される可能性があります。
入院期間は、症状や年齢、人種、性別、併存疾患、治療方法などの影響も受けるため、必ずしも計画通りになるとは限りません。詳細な入院期間については主治医に確認するようにしましょう。
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最終更新日:
東京頭痛クリニック 脳神経内科
越智 佳奈 監修
(参考文献)
MAYO CLINIC.“Neuromyelitis optica”.MAYO CLINIC.https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/neuromyelitis-optica/diagnosis-treatment/drc-20375655,(参照 1899-12-30).
多発性硬化症/視神経脊髄炎(指定難病13).難病情報センター,https://www.nanbyou.or.jp/entry/3806(参照 2024-11-12)
ISPOR.“ISPOR ""Disparities in NMOSD Hospitalization Outcomes: A 5-Year Analysis of the Impact of Sociodemographic Factors On Healthcare Utilization and Charges ""”..https://www.ispor.org/docs/default-source/intl2024/ispor-poster-impact-of-social-determinants-of-health-on-nmosd-042224final137255-pdf.pdf?sfvrsn=3fffb514_0,(参照 2024-11-12).
M.R. Ajmera, et al. J Neurol Sci. 2018,384,0096-0103.
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