「視神経脊髄炎」とはどのような病気ですか?
視覚情報を伝える視神経が炎症を起こす病気です。脊髄神経にも影響し、うでや足にも症状が生じます。
視覚情報を伝える視神経や、体を動かす指令や感覚を伝える脊髄の神経の炎症を主体とする病気です。
これらの炎症が起きる場所により、以下のようなさまざまな症状が現れます。
- 見えにくさ
- 手足の力が入らない
- 手足がしびれる、感覚が鈍い
自己免疫性の機序(しくみ)が考えられており、何らかの原因で自分の体を攻撃してしまう抗体が産生されることにより起こります。
この抗体はAQP4抗体であり、特徴的な症状と画像所見があり、AQP4抗体が陽性であれば視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)と診断されます。
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最終更新日:
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
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