指定難病とは?難病との違いと、自分の病気が対象か確かめる方法

指定難病とは?難病との違いと、自分の病気が対象か確かめる方法

指定難病とは、難病のうち、国内の患者数が人口の約0.1%程度に達しないことと、診断のためのはっきりした基準(またはそれに近いもの)があることを満たし、国が医療費助成の対象として指定した病気です。2026年4月時点で348疾病あります。

指定難病(難病指定)とは?定義と「難病」との違い

指定難病は、難病の中から、さらに2つの条件を満たして国が指定した病気です。

「難病」は、次の4つを満たす病気をいいます。

  • 病気が起こるしくみがわかっていない(発病の機構が明らかでない)
  • 治療方法が確立していない
  • 患者が少ない(希少な病気)
  • 長い期間の療養が必要になる

「指定難病」は、これに加えて次の2つを満たすものです。

  • 国内の患者数が、人口の約0.1%程度(およそ1,000人に1人)に達しない
  • 診断のためのはっきりした基準(またはそれに近いもの)がある

指定難病と診断され、症状の重さなどの基準を満たすと、医療費助成を受けられます。

指定難病の種類はいくつある?

2026年4月時点で348疾病です。2015年1月に難病法が始まったときは110疾病で、同年7月に306疾病となり、その後も追加されてきました。

今後も追加や名前の変更がありうるため、最新の数は厚生労働省の一覧でご確認ください。

指定難病の一覧で、自分の病気が対象か確かめる方法

一覧で病名を探したうえで、基準を満たすかを主治医に確認します。

  1. 厚生労働省の「指定難病」のページを開く
  2. 病名一覧から自分の病名を探す(別の名前で載っていることもあります)
  3. その病気の「概要・診断基準等」(PDF)を開き、診断基準と、症状の重さの基準(重症度分類)を確認する
  4. 自分が基準を満たすかを主治医に確認する

病名が一覧にあっても、基準を満たさないと医療費助成は受けられないことがあります。ただし、症状が軽くても、医療費の全額(保険で割り引かれる前の10割分)が33,330円を超える月が12か月に3回以上あれば、対象になる仕組み(軽症高額該当)もあります。

「特定疾患」との違い

「特定疾患」は、以前の医療費助成の制度(特定疾患治療研究事業)で対象だった病気の呼び方です。当時の対象は56疾患でした。

2015年1月に難病法が始まり、多くの病気は今の「指定難病」の制度に移りました。「特定疾患の一覧」を探している場合も、まずは指定難病の一覧を確認しましょう。ただし、スモンなど一部の病気は、今も以前の制度で助成されています。

指定難病と診断されたら使える医療費助成

都道府県(または指定都市)の審査で認められると、「特定医療費(指定難病)受給者証」が交付されます。受給者証があると、指定難病の治療の窓口負担は原則2割になります。さらに、所得に応じて月の上限額(0円〜30,000円)が決まり、それを超えた分は払わなくてよくなります。

申請には、難病指定医(都道府県などから指定を受けた医師)が書く、難病用の診断書(臨床調査個人票)などが必要です。

受給者証や申請の流れは難病の医療費助成(受給者証)の申請方法と自己負担上限額で、申請するか迷うときの判断材料は難病指定のメリット・デメリットは?申請前に知っておきたい手間と誤解で説明しています。

質問に答えると、あなたの場合の手順・書類・窓口がわかります。

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よくある質問

Q.難病と診断されたら、医療費助成を受けられますか?
A.

指定難病であることに加え、診断基準や症状の重さの基準を満たし、審査で認められる必要があります。

Q.指定難病の一覧はどこで見られますか?
Q.小児慢性特定疾病とは違いますか?
A.

別の制度です。お子さんの医療費助成については、お住まいの自治体にご確認ください。

ご利用にあたって

一般的な情報提供を目的としたものです。申請の可否や結果を保証するものではありません。最終的な確認は、お住まいの自治体・主治医へ。

参照元(6件)