裂肛と診断された人の受診実態データ

症状検索エンジン「ユビー」のデータから、受診診療科・患者属性・症状実態を集計した一次データレポート。

本間 雄貴監修本間 雄貴富士在宅診療所 外科最終更新日 2026-06-14

⚠️ 本データはユビー利用者の自己申告に基づく一次データで、若年女性層など特定層の比率が高いバイアスを含みます。

Key Findings / このページのポイント

裂肛と診断された人の5つの傾向

  • 受診先は肛門科が44.7%で最多、次いで消化器内科が21.7%、内科が14.4%
  • 20〜40代に特に多い
  • 最も気になっていた症状は「肛門の痛み・かゆみ・できもの」が60.2%。約2割(22.0%)は便の出血が入口だった
  • 診断率は夏(6月)が最低で冬(12月)にやや高い傾向がある
  • 症状としては残便感・直腸出血・かゆみが上位。腹痛・腹部膨満感などの腸管症状を伴うケースも多い
集計件数
1,000件以上
集計期間
過去3年間2023-05-01 〜 2026-04-30
免責
自己申告データであり、医療判断には使用できません
Q.01 / 受診先

Q.裂肛と診断された人はどの診療科を受診した?

A.

肛門科(44.7%)への受診が最多で、次いで消化器内科(21.7%)、内科(14.4%)が続きます。専門の肛門科がない地域ではかかりつけ内科・消化器内科での受診も多く、約2割が消化器内科を選択しています。

根拠データ

ユビーで「裂肛」と確定診断を回答した方の、実際に受診した診療科。

診療科割合
肛門科
44.7%
消化器内科
21.7%
内科
14.4%
外科
4.7%
胃腸科
4.6%
肛門外科
3.1%
内視鏡内科
1.6%
小児科
1.0%
肛門科か消化器内科か、あなたの症状で方向性を確認
肛門の痛みや出血の受診先は症状の種類によって変わります。ユビーでは関連する病名や受診先を調べることができます。

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Q.02 / 年代・性別

Q.裂肛と診断された人が多い年代・性別は?

A.

女性では20代(17.1%)・30代(14.2%)・40代(11.5%)が多く、若い年代に多い傾向があります。男性は各年代に分布しており、60代以上(5.9%)では女性(3.9%)より多くなります。

根拠データ

ユビーで「裂肛」と確定診断を回答した方の、年代・性別の分布。

女性
男性
10代以下
9.1%
3.4%
20代
17.1%
6.5%
30代
14.2%
7.2%
40代
11.5%
7.5%
50代
7.6%
6.1%
60代以上
3.9%
5.9%
Q.03 / 診断率の季節性

Q.裂肛の診断率が高い時期・季節はいつ?

A.

夏(6月)に診断率が最も低く、冬(12月)にやや高い傾向があります。ただし年間を通じた変動幅は比較的小さく、季節を問わず受診が見られます。

根拠データ

同月のユビー利用者数で正規化した診断率の月別パターン。利用者数の増減に左右されない、裂肛の「濃度」の季節変化を示す。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
Q.04 / 受診前の症状

Q.裂肛と診断された人が最も気になっていた症状は?

A.

最初の訴えは「肛門の痛み・かゆみ・できもの」が60.2%で最多。一方、約2割(22.0%)は「便に血が混ざる」をきっかけにユビーを使い始めており、便の異常から裂肛を発見するケースも少なくありません。

根拠データ

冒頭の「最も気になる症状」を聞く質問で回答した症状を集計。

初期症状割合
肛門の痛み・かゆみ・できもの
60.2%
便に血が混ざる・便が黒い
22.0%
便の色・形・臭いの異常
5.1%
便秘・放屁の増加
3.9%
便潜血の指摘
2.0%
腹痛・腹部不快感
1.5%
会陰部の痛み・かゆみ・できもの
0.9%
下痢
0.7%
肛門の痛みや出血が気になりますか?
裂肛と痔核(いぼ痔)など似た症状を持つ疾患を、ユビーで調べることができます。

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Q.05 / 症状の全体像

Q.裂肛と診断された人が多く持っている症状は?

A.

裂肛の特徴的な症状として「残便感」(12.0%)「便に赤い血が混じっている」(11.1%)「皮ふのかゆみ」(10.4%)が上位に挙がります。また、腹部膨満感(8.8%)・排便時の鋭い痛み(7.6%)・腹痛(7.8%)も多く報告されています。

根拠データ

裂肛と診断された方が、ユビーの質問で「ある」と答えた症状の出現率。ユーザーが自覚していた症状に加えてユビーの質問の深堀りで明らかになった症状の全体像。

症状出現率
残便感がある、便を出し切れていない感じがある
12.0%
便に赤い血が混じっている
11.1%
皮ふのかゆみがある
10.4%
皮ふに膿(うみ)がたまった水ぶくれがある
8.9%
お腹にガスがたまったり、張った感じがする
8.8%
お腹の痛みがある
7.8%
排便する時にするどい痛みがある
7.6%
便の色がおかしい
7.5%
肛門から出血がある
6.4%
便の形がおかしい
6.3%
患部が腫れている
5.7%
腟やその周りのかゆみがある
5.5%
陰部にできもの、腫れがある
5.4%
陰部にただれやえぐれがある
5.3%
体のだるさがある
5.1%
肛門の出血・排便時の痛み・かゆみが気になりますか?
裂肛以外にも似た症状を持つ疾患があります。ユビーで関連する疾患や受診先を調べることができます。

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Q.06 / 年代別症状(女性)

Q.裂肛と診断された女性にみられる症状は、年代によってどのように異なりますか?

A.

女性では年代を問わず「残便感」が上位に入ります。40代・50代以降では「子宮が下がっている感じがする」など骨盤底筋関連の症状が加わります。20〜30代では「便に赤い血が混じっている」が2位以内に入り、出血への気づきが受診につながっています。

根拠データ

裂肛と診断された女性の、年代別症状ランキング。表示基準に満たない年代は非表示。

年代1位2位3位4位5位
10代以下残便感がある、便を出し切れていない感じがある便の形がおかしい便の色がおかしい皮ふのかゆみがある皮ふに膿(うみ)がたまった水ぶくれがある
20代残便感がある、便を出し切れていない感じがある便に赤い血が混じっている皮ふのかゆみがあるお腹にガスがたまったり、張った感じがする皮ふに膿(うみ)がたまった水ぶくれがある
30代残便感がある、便を出し切れていない感じがある便に赤い血が混じっている皮ふに膿(うみ)がたまった水ぶくれがある皮ふのかゆみがあるお腹の痛みがある
40代残便感がある、便を出し切れていない感じがある皮ふのかゆみがある便に赤い血が混じっているお腹にガスがたまったり、張った感じがする子宮が下がっている感じがする
50代残便感がある、便を出し切れていない感じがある皮ふのかゆみがある子宮が下がっている感じがする便に赤い血が混じっている皮ふに膿(うみ)がたまった水ぶくれがある
60代以上残便感がある、便を出し切れていない感じがある便に赤い血が混じっているお腹にガスがたまったり、張った感じがする子宮が下がっている感じがする皮ふのかゆみがある

※ 症状データは集計期間の一部セッションのサブセットです。

女性の肛門症状・骨盤底の不調を詳しくチェック
排便時の痛みや骨盤底の違和感は複数の疾患が関連することがあります。

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Q.07 / 年代別症状(男性)

Q.裂肛と診断された男性にみられる症状は、年代によってどのように異なりますか?

A.

男性では「皮ふのかゆみがある」「便に赤い血が混じっている」が幅広い年代で上位に入ります。30代以降では「排便する時にするどい痛みがある」が上位に加わり、60代以上になると「お腹の痛みがある」も増えます。

根拠データ

裂肛と診断された男性の、年代別症状ランキング。表示基準に満たない年代は非表示。

年代1位2位3位4位5位
10代以下便の色がおかしい残便感がある、便を出し切れていない感じがある皮ふに膿(うみ)がたまった水ぶくれがある便に赤い血が混じっている便の形がおかしい
20代残便感がある、便を出し切れていない感じがある便に赤い血が混じっている皮ふのかゆみがある便の形がおかしい皮ふに膿(うみ)がたまった水ぶくれがある
30代便に赤い血が混じっている皮ふのかゆみがある排便する時にするどい痛みがある便の色がおかしい皮ふに膿(うみ)がたまった水ぶくれがある
40代皮ふのかゆみがある便に赤い血が混じっている皮ふに膿(うみ)がたまった水ぶくれがある残便感がある、便を出し切れていない感じがある排便する時にするどい痛みがある
50代皮ふのかゆみがある便に赤い血が混じっている皮ふに膿(うみ)がたまった水ぶくれがある残便感がある、便を出し切れていない感じがある排便する時にするどい痛みがある
60代以上便に赤い血が混じっている皮ふのかゆみがある残便感がある、便を出し切れていない感じがある排便する時にするどい痛みがあるお腹の痛みがある

※ 症状データは集計期間の一部セッションのサブセットです。

男性の肛門症状・排便時の痛みを詳しくチェック
肛門の出血や痛みは裂肛以外の疾患が隠れているケースもあります。

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Q.08 / 集計方法

Q.このレポートはどのように作成されている?

A.

データブックで提供されているデータは、Ubie株式会社が症状検索エンジン「ユビー」の回答を集計した一次データに医師が解釈したコメントを追加して作成しています。ユビー利用者の自己申告に基づく一次データであり、若年女性層など特定層の比率が高い等のバイアスを含むため、一般人口の結果とは異なります。データブックで提供されているデータはどれも、1,000件以上のデータに基づき集計されており、すべて十分な匿名化を行った上で公開しています。

データソース
ユビーで回答されたデータ
集計期間
過去3年間
サンプル数
1,000件以上
対象
受診後ユビー利用時に「裂肛」と確定診断を自己申告した方
留意事項
  • インターネット利用者・若年・女性・都市部の比率が高く、日本全体の患者分布とは異なるバイアスが含まれます
  • 確定診断は受診後の自己申告であり、医師による確定診断の記録とは異なります
  • 十分な回答数に満たないグループは匿名性保護のため非表示にしています

裂肛について

裂肛・痔などの肛門の病気の症状・原因・治療法など、詳細についてはユビー病気のQ&Aで解説しています。

ユビー病気のQ&A:痔・肛門の病気について詳しく見る
本間 雄貴
監修医師コメント
本間 雄貴 富士在宅診療所 外科

裂肛は排便時の痛みや出血を主症状とする疾患で、データの通り20〜40代に多い傾向があります。便秘が主な誘因となるため、食物繊維の摂取と水分補給が重要です。

肛門の痛みや出血が気になりますか?

ユビーで、気になる症状から関連する病名や受診先を調べることができます。

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