伝染性単核球症と診断された人の受診実態データ

症状検索エンジン「ユビー」のデータから、受診診療科・患者属性・症状実態を集計した一次データレポート。

田中 幸介監修田中 幸介京都大学大学院医学研究科 総合内科最終更新日 2026-06-14

⚠️ 本データはユビー利用者の自己申告に基づく一次データで、若年女性層など特定層の比率が高いバイアスを含みます。

Key Findings / このページのポイント

伝染性単核球症と診断された人の5つの傾向

  • 受診先は内科が57.6%で最多、次いで耳鼻咽喉科が21.2%
  • 10〜20代の若年層に多い
  • 最も気になっていた症状は「熱がある」が41.9%で最も多く、「頸部腫脹(首の前側が腫れている)」(17.9%)・「咽頭痛(のどの痛みがある)」(15.9%)が続く
  • 診断率は秋(10月)にピーク、冬(2月)が最低となる季節性がある
  • 「のどの腫れ」「のどの赤み」「発熱の繰り返し」「リンパ節のしこり」「よだれが飲み込めない」など咽頭・扁桃・リンパ節に関連した症状が多く報告されている
集計件数
1,000件以上
集計期間
過去3年間2023-05-01 〜 2026-04-30
免責
自己申告データであり、医療判断には使用できません
Q.01 / 受診先

Q.伝染性単核球症と診断された人はどの診療科を受診した?

A.

内科(57.6%)への受診が最多で、次いで耳鼻咽喉科(21.2%)、小児科(6.0%)と続きます。発熱・咽頭痛が主な入口となるため、まず内科または耳鼻咽喉科への受診が一般的です。

根拠データ

ユビーで「伝染性単核球症」と確定診断を回答した方の、実際に受診した診療科。

診療科割合
内科
57.6%
耳鼻咽喉科
21.2%
小児科
6.0%
消化器内科
4.9%
血液内科
2.3%
救急科
2.0%
皮膚科
1.4%
循環器内科
1.1%
内科か耳鼻咽喉科か、あなたの症状で方向性を確認
発熱・のどの痛み・リンパ節の腫れが続く場合、ユビーで関連する病名や受診先を調べることができます。

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Q.02 / 年代・性別

Q.伝染性単核球症と診断された人が多い年代・性別は?

A.

女性では20代(35.5%)・10代以下(24.5%)が特に多く、男性でも20代(13.7%)・10代以下(10.0%)が多く、10〜20代の若年層に多い疾患です。

根拠データ

ユビーで「伝染性単核球症」と確定診断を回答した方の、年代・性別の分布。

女性
男性
10代以下
24.5%
10.0%
20代
35.5%
13.7%
30代
7.8%
3.7%
40代
1.6%
1.3%
50代
60代以上
Q.03 / 診断率の季節性

Q.伝染性単核球症の診断率が高い時期・季節はいつ?

A.

秋(10月)に診断率がピークとなり、次いで初秋(9月)が高く、冬(2月)に最も低くなります。

根拠データ

同月のユビー利用者数で正規化した診断率の月別パターン。利用者数の増減に左右されない、伝染性単核球症の「濃度」の季節変化を示す。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
Q.04 / 受診前の症状

Q.伝染性単核球症と診断された人が最も気になっていた症状は?

A.

最初の訴えは「熱がある」が41.9%で最も多く、「頸部腫脹(首の前側が腫れている)」(17.9%)、「咽頭痛・発赤・腫脹」(15.9%)と続きます。発熱+のどの腫れ+リンパ節腫脹という典型的な三大症状から受診に至るケースが多い疾患です。

根拠データ

冒頭の「最も気になる症状」を聞く質問で回答した症状を集計。

初期症状割合
熱がある
41.9%
頸部腫脹
17.9%
咽頭痛・発赤・腫脹
15.9%
首・わきの下・足の付根などにしこりがある
4.1%
顎の下が腫れる、耳の下が腫れる
1.9%
皮膚発赤・紫斑
1.9%
体がだるい
1.7%
頭痛・頭が重い
1.6%
吐き気がある・吐いている
1.4%
手足・顔のむくみ
1.3%
発熱・のどの痛み・リンパ節の腫れが続いていますか?
伝染性単核球症の典型症状が気になる場合、ユビーで関連する病名や受診先を調べることができます。

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Q.05 / 症状の全体像

Q.伝染性単核球症と診断された人が多く持っている症状は?

A.

「のどの腫れがある」(19.4%)が最多で、「のどの赤みがある」(17.6%)、「発熱と解熱を繰り返している」(17.5%)、「首や脇の下・股の付け根などにしこりがある」(14.8%)、「のどの圧迫感や詰まるような感じがする」(13.5%)と続きます。咽頭・扁桃・リンパ節に関連した症状が一貫して上位を占める疾患です。

根拠データ

伝染性単核球症と診断された方が、ユビーの質問で「ある」と答えた症状の出現率。ユーザーが自覚していた症状に加えてユビーの質問の深堀りで明らかになった症状の全体像。

症状出現率
のどの腫れがある
19.4%
のどの赤みがある
17.6%
発熱と解熱を繰り返している
17.5%
首や脇の下、股の付け根、耳の後ろなどにしこりがある
14.8%
のどの圧迫感や詰まるような感じがする
13.5%
よだれが飲み込めない
12.8%
のどの痛みで食べ物を飲みこみにくい
11.0%
精神的なストレスや肉体的な疲労を感じている
11.0%
首に症状がある
10.1%
集中力が下がっている
9.8%
食べ物が飲み込みにくい
9.7%
患部が腫れている
9.6%
両親や兄弟、子供にアトピー・喘息・アレルギー性鼻炎(花粉症を含む)・結膜炎のいずれかを罹っている人がいる
9.6%
首の周りが腫れている
9.1%
痛みでしゃべりにくい
9.0%
のどの腫れ・リンパ節のしこり・飲み込みにくさが気になりますか?
伝染性単核球症の症状はユビーで詳しく調べることができます。

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Q.06 / 年代別症状(女性)

Q.伝染性単核球症と診断された女性にみられる症状は、年代によってどのように異なりますか?

A.

女性の10代以下・20代では「のどの腫れ」「のどの赤み」「発熱の繰り返し」「リンパ節のしこり」が上位で典型的な症状パターンが見られます。30代でも同様の咽頭・扁桃症状が主体です。

根拠データ

伝染性単核球症と診断された女性の、年代別症状ランキング。表示基準に満たない年代は非表示。

年代1位2位3位4位5位
10代以下のどの腫れがあるのどの赤みがある発熱と解熱を繰り返している首や脇の下、股の付け根、耳の後ろなどにしこりがあるよだれが飲み込めない
20代のどの腫れがあるのどの赤みがあるのどの圧迫感や詰まるような感じがする発熱と解熱を繰り返しているのどの痛みで食べ物を飲みこみにくい
30代のどの腫れがあるのどの赤みがある発熱と解熱を繰り返している首や脇の下、股の付け根、耳の後ろなどにしこりがあるよだれが飲み込めない

※ 40代以上は表示基準に満たないため非表示。症状データは集計期間の一部セッションのサブセットです。

10〜30代女性ののどの腫れ・リンパ節のしこりを詳しくチェック
伝染性単核球症の症状はユビーで関連する受診先を調べることができます。

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Q.07 / 年代別症状(男性)

Q.伝染性単核球症と診断された男性にみられる症状は、年代によってどのように異なりますか?

A.

男性の10代以下・20代でも「のどの赤み」「のどの腫れ」「リンパ節のしこり」「発熱の繰り返し」が主要症状で、女性と同様に咽頭・リンパ節症状が中心です。

根拠データ

伝染性単核球症と診断された男性の、年代別症状ランキング。表示基準に満たない年代は非表示。

年代1位2位3位4位5位
10代以下のどの赤みがあるのどの腫れがある発熱と解熱を繰り返している首や脇の下、股の付け根、耳の後ろなどにしこりがある精神的なストレスや肉体的な疲労を感じている
20代発熱と解熱を繰り返している首や脇の下、股の付け根、耳の後ろなどにしこりがあるのどの腫れがあるのどの赤みがあるよだれが飲み込めない
30代首に症状がある食べ物が飲み込みにくい患部が腫れているよだれが飲み込めない患部を触ると周りより熱い

※ 40代以上は表示基準に満たないため非表示。症状データは集計期間の一部セッションのサブセットです。

10〜30代男性ののどの腫れ・発熱・リンパ節のしこりを詳しくチェック
伝染性単核球症の症状はユビーで関連する受診先を調べることができます。

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Q.08 / 集計方法

Q.このレポートはどのように作成されている?

A.

データブックで提供されているデータは、Ubie株式会社が症状検索エンジン「ユビー」の回答を集計した一次データに医師が解釈したコメントを追加して作成しています。ユビー利用者の自己申告に基づく一次データであり、若年女性層など特定層の比率が高い等のバイアスを含むため、一般人口の結果とは異なります。データブックで提供されているデータはどれも、1,000件以上のデータに基づき集計されており、すべて十分な匿名化を行った上で公開しています。

データソース
ユビーで回答されたデータ
集計期間
過去3年間
サンプル数
1,000件以上
対象
受診後ユビー利用時に「伝染性単核球症」と確定診断を自己申告した方
留意事項
  • インターネット利用者・若年・女性・都市部の比率が高く、日本全体の患者分布とは異なるバイアスが含まれます
  • 確定診断は受診後の自己申告であり、医師による確定診断の記録とは異なります
  • 十分な回答数に満たないグループは匿名性保護のため非表示にしています

伝染性単核球症について

伝染性単核球症の症状・原因・治療法など、疾患の詳細についてはユビー病気のQ&Aで解説しています。

ユビー病気のQ&A:伝染性単核球症について詳しく見る
田中 幸介
監修医師コメント
田中 幸介 京都大学大学院医学研究科 総合内科

伝染性単核球症は主にはEBウィルスを原因とする感染症で、データが示す通り、10-20代の若年者に多い疾患です。発熱・咽頭痛・リンパ節腫脹の3主徴が特徴的で、まずは内科や耳鼻咽喉科への受診が多くなっています。治療の主軸は支持療法になるため、特殊な薬剤は必要ありません。むしろ、抗生剤の使用で高頻度に皮疹が出現します。頻度の高い合併症として脾腫があるため、発症後3週間は激しい運動を避けることを推奨します。

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