イストラデフィリン(ノウリアストⓇ️)の効果を教えて下さい。
レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病に見られるウェアリングオフ現象の改善に効果が期待されます。
レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病に見られる「ウェアリングオフ現象」の改善に効果が期待されます。
ウェアリングオフ現象とは、レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病の患者さんにレボドパが効いている時間(オン)が短くなり、服用後数時間経つと効き目が消退する(オフ)現象のことです。パーキンソン病が進行するとレボドパの効果が短くなり、次の服用時間の前に症状が現れてしまいます。
通常、成人に対してイストラデフィリン(ノウリアストⓇ️)を1日1回20mgの経口投与することで、オフ時間の短縮効果が認められています。
オン状態の運動機能の改善を期待して使用する場合、1日1回40mg経口投与できます。しかし、40mgにした場合でも20mgを上回るオフ時間の短縮効果は認められていません。
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
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