パーキンソン病
「パーキンソン病」とは、脳の神経細胞に異常が起こることで、体を自由に動かせなくなるなどの症状が次第に進んでいく病気です。運動、食事、睡眠を中心に規則正しい生活を心がけ、医師の指示どおりの時間に忘れず薬を飲むことが大切です。
亀田総合病院 脳神経内科
原瀬 翔平 監修
みんなのQ&A
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脳の神経細胞に異常が起こることで、体を自由に動かせなくなるなどの症状が次第に進んでいく病気です。
パーキンソン病と症状がよく似ているがパーキンソン病ではない病気を「パーキンソン症候群」と総称します。
脳の黒質という部位にある神経細胞に異常が起き、脳内でドパミンという物質が不足することで発症します。
50歳以上の人がなりやすいですが、まれに40歳以下でも発症する若年性パーキンソン病もあります。
通常ほとんど遺伝しませんが、若年性のものの一部は家族で遺伝する場合があります。
運動能力やものを飲み込む力が低下し、介護が必要な状態になる可能性があります。
パーキンソン病は難病指定されています。
40歳以下で発症したパーキンソン病のことを指します。
真面目で几帳面な人に多いと言われますが、証明されているわけではありません。
パーキンソン病そのものは亡くなる原因ではなく、健康な人と寿命はほとんど変わりません。
口腔ジスキネジアの原因のひとつに、認知症による中枢神経障害があります。
パーキンソン病そのものやパーキンソン病治療薬の副作用によって、ジスキネジアになることがあります。
否定するだけではなく「幻覚を見ている」と本人に理解・納得してもらうように心がけましょう。
全身状態によって大きく異なります。
直接的な死因となることは少ないですが、病気の進行に伴う合併症が原因で亡くなることがあります。
人によって異なるため、一概には言えません。
病気の症状として低血圧が起こる、または薬の副作用として低血圧が起こる可能性などが考えられます。
可能性はあります。
可能性はあります。病気の進行に伴って誤嚥性肺炎のリスクが高まるためです。
転倒によるケガや他の病気を合併しないように気を配ります。
動かせる部分をゆっくりストレッチする、寝具を工夫する、などで対処します。
パーキンソン病とうつ病は、併発する可能性があります。
iPS細胞を用いたパーキンソン病治療の研究には、細胞移植療法と創薬研究の2つが挙げられます。
特定の環境因子に長期間さらされることで、発症リスクが高まると指摘されています。
できますが、危険が伴う場合は中止せざるを得ないこともあります。
便秘や起立性低血圧症などの自律神経障害が、パーキンソン病では起きることがあります。
パーキンソン病の運動症状が出現後、認知機能低下の1年以上経って出てくる認知症のことです。
絶対に食べてはいけない食べ物はありませんが、注意が必要な食べ物はあります。
現在、根本治療はありませんが、パーキンソン病の研究は常に進歩しています。
薬の効果が突然切れて動けなくなるオフ状態と、再び効いて動けるオン状態が予測不能に切り替わる現象です。
パーキンソン病の重症度の段階の分類です。
筋肉のこわばり、動作が遅い、手足のふるえ、体のバランスが悪いなどのパーキンソン病特有の運動症状です。
上手く体を動かすことができなくなった結果、筋力低下や筋の痩せが起きます。
転倒や誤嚥性肺炎、認知症の出現に注意する必要があります。
家の中の環境を調整し、内服の管理や見守り、気持ちに寄り添い、病院受診の付き添いをするようにしましょう。
症状について
体の動きに関係しない症状がまず現れ、そのあと動きが関わる症状が現れて、次第に強まっていきます。
現在、パーキンソン病の根本的な治療法はありません。症状をやわらげる治療が行われています。
パーキンソン病の「末期」の定義は難しいですが、長期間患っている場合、ジスキネジアなどが見られるようになります。
パーキンソン病が進行すると1人で立つことや歩くことが出来なくなり、日常生活に介助が必要になります。また認知症を合併することもあります。
口をもぐもぐする癖は、遅発性ジスキネジアの症状のうちのひとつです。
ジスキネジアの症状は、全身の不規則に繰り返す運動、ジストニアの症状は、体の硬直、痙攣が多いです。
静止時振戦、運動緩慢、筋強剛、嗅覚の低下、レム睡眠行動障害などが起こります。
脳の大脳基底核~大脳皮質にある神経回路が障害されて起こる症状です。
パーキンソン症状で幻視が起こることはあり得ます。
個人差が大きいため、一概に言えません。
運動症状以外に起こる自律神経症状、精神症状、睡眠障害、感覚障害などの症状です。
パーキンソン病そのものの症状として起こる可能性と、薬の副作用で起こる可能性があるためです。
パーキンソン病に特徴的な症状のひとつです。
伸ばす、曲げるの筋肉の調整が悪くなり、関節の動きがぎこちなくなり、筋肉のこわばりが出ることです。
はい、あります。
深呼吸を楽な姿勢で行うこと、肺炎になっていないかの確認をするために病院受診することが必要です。
顔の表情がなくなり、仮面を被ったような顔貌になることです。
検査について
診断について
治療について
脳内で不足しているドパミンを薬で補う薬物療法が中心です。
運動、食事、睡眠を中心に規則正しい生活を心がけ、医師の指示どおりの時間に忘れず薬を飲むようにしましょう。
明確な対策は今のところわかっていません。
口腔ジスキネジアの原因薬物を同定し、その薬物の使用方法を見直すことが必要になります。
脳内にiPS細胞から作った細胞を移植し、不足したドパミンを補うことで、運動症状の改善が期待できます。
受診について
薬について
薬を飲まないなど、自己判断で服薬を中止するとパーキンソン病の症状が悪化してしまいます。
さまざまな運動症状、非運動症状があります。詳細は解説をご覧ください。
L-dopa製剤やドパミンアゴニストなどのパーキンソン病の症状を和らげる薬があります。
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