パーキンソン病はどんな症状ですか?
体の動きに関係しない症状がまず現れ、そのあと動きが関わる症状が現れて、次第に強まっていきます。
体の動きが関わる症状(運動症状)と運動に関係しない症状(非運動症状)が、病気が進行するともに出現してきます。
病気の初期には、
- 便秘
- 嗅覚障害
- うつ傾向
- 睡眠中に叫んだり手足を動かしたりすること(REM睡眠行動異常症)
などの非運動症状がまず現れることが知られています。
その後、
- 安静時の手・足・あごなどのふるえ(振戦)
- 動作が遅くなる、動けない(無動・寡動)
- 筋肉のこわばり(筋強剛)
- 倒れやすさ、転びやすさ(姿勢保持障害)
といった運動症状が進行し、次第に強くなってきています。
一般的にこれらの運動症状は、片手もしくは片足から出現し、次第に反対側にも進行していきます。
また、歩行も「小刻み歩行」と呼ばれる、前傾姿勢でちょこちょこと歩く特徴的な歩き方になります。
亀田総合病院 脳神経内科
原瀬 翔平 監修
(参考文献)
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