パーキンソン病とパーキンソン症候群との違いはなんですか?
パーキンソン病と症状がよく似ているがパーキンソン病ではない病気を「パーキンソン症候群」と総称します。
パーキンソン症候群は、パーキンソン病とよく似た症状をきたす病気の総称で、さまざまな疾患を含みます。
なかにはパーキンソン病と区別することが困難な病気もあります。
パーキンソン症候群の代表的な病気としては、
- 正常圧水頭症
- 薬剤性パーキンソニズム
- 大脳基底核変性症
- 進行性核上性麻痺
- 多系統萎縮症
- レビー小体型認知症
が挙げられます。
最初の2つの疾患(正常圧水頭症、薬剤性パーキンソニズム)は、治療や薬の変更で治る可能性があります。
進行性核上性麻痺は、タイプによってはパーキンソン病とたいへんよく似ており、しばしば区別することが難しいです。
亀田総合病院 脳神経内科
原瀬 翔平 監修
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(参考文献)
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