パーキンソン病の場合、日常生活で気をつけることはありますか?

運動、食事、睡眠を中心に規則正しい生活を心がけ、医師の指示どおりの時間に忘れず薬を飲むようにしましょう。

解説

規則正しい生活が最も重要です。
特に薬は医師の処方どおり・指定の時間どおりに内服することが重要です。
薬を正しく飲むことが、ドパミンの血中濃度を安定させ、症状を軽くしたり進行をゆるめたりすることにつながります。

また、リハビリや運動も、寝たきりのような介護が必要になるまでの時間を延ばす意味でたいへん重要です。
「病気だから動かず休んだほうがいいのではないか」と思わずに、積極的に動ける範囲で散歩や趣味の活動をしてみてください。
あまり活動せず引きこもりがちになってしまうと、うつ症状になってしまう可能性が高まります。
体を動かす習慣を絶やさないためにも、ご家族の積極的なお声がけや、必要に応じた適切な薬物療法が大切です。

公開日

最終更新日

亀田総合病院 脳神経内科

原瀬 翔平 監修

おすすめのQ&A

心筋シンチ検査だけで診断され、本当にパーキンソン病でしょうか?

パーキンソン病と診断されて1年が経ちましたが、心筋シンチ検査だけで決められました。ドパコールを1日3回飲んでいますが、副作用だけでパーキンソン病の症状はありません。本当にパーキンソン病なのでしょうか?

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80代 / 男性

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パーキンソン病の診断に疑問があり、体のこわばりと足の震えが悪化しています。マドパーが効かない場合の対処法はありますか?

手の震えはないが、足の震えがあります。顔から肩にかけての強ばりがひどいです。最初は、びっこから始まり両足の股関節の筋肉のつっぱりがでました。その後つっぱりをとる手術を受け、足の震えや顔の強ばり、体全体の強ばりが出てきました。マドパーがだんだん効かなくなってます。薬のほかに何か対処法はありませんか?

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60代 / 女性

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滑舌の悪化と顔面の痙攣があり、パーキンソン病の初期症状でしょうか?脳神経内科で診てもらうべきですか?

最近、しばらく話していると滑舌が悪くなり、言葉がうまく出なくなることが増えています。今年に入ってから、耳鼻科では加齢による声帯の萎縮だといわれました。また、対面で話しているときに、顔がこわばったり、痙攣したり、歪んだりすることが多くなっています。 これが精神的なものなのか、神経的なものなのか、耳鼻科的な病気なのか、あるいはパーキンソン病の初期症状なのか、よくわかりません。ご助言をいただければ幸いです。

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70代 / 女性

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手足の震えはあるものの、MRI異常なしで治療も手探り状態です。どう対処すれば良いでしょうか?

家族の一人が長期間にわたり手足の震えに悩まされており、最初はパーキンソン病の可能性があると疑われました。しかし、薬による治療は行われず、うつ病の治療に重点が置かれました。その結果、症状が悪化してしまいました。この半年で二度、脳神経内科を受診し、MRI検査を含む診察の結果、脳には異常が見つからないという判断でした。最初の受診時には薬の量を減らすなどの対応が行われましたが、二度目の受診時には副作用の出る薬は処方されていないとのことで、具体的な対応策が見つからない状況です。 症状は依然として改善せず、非常に困っています。どのように対処すれば良いか、ご助言をいただければ幸いです。

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70代 / 女性

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(参考文献)

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