パーキンソン病の場合、薬を飲まないとどうなりますか?
薬を飲まないなど、自己判断で服薬を中止するとパーキンソン病の症状が悪化してしまいます。
パーキンソン病と診断されているにもかかわらず、適切に薬を飲まない場合は悪性症候群を起こす可能性があります。
悪性症候群を起こさずに済んだとしても、症状が悪化し動けなくなってしまうこともあります。
風邪をひいてご飯が食べられなくとも、薬は飲みましょう。自己判断での中断はせず、薬を飲むのが難しい時は必ずすぐに主治医に相談しましょう。
悪性症候群とは、高熱、意識障害(呼びかけへの反応が悪いなど)、興奮状態、強い筋肉の硬直(全身がガチガチに固くなる)、不随意運動(体が勝手に動いてしまう)などが起こるもので、パーキンソン病の薬を急激に減らしたりやめたりした場合にも起こることがあります。
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
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