パーキンソン病
公開日:
最終更新日:
パーキンソン病の場合、薬を飲まないとどうなりますか?
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
薬を飲まないなど、自己判断で服薬を中止するとパーキンソン病の症状が悪化してしまいます。
パーキンソン病と診断されているにもかかわらず、適切に薬を飲まない場合は悪性症候群を起こす可能性があります。
悪性症候群を起こさずに済んだとしても、症状が悪化し動けなくなってしまうこともあります。
風邪をひいてご飯が食べられなくとも、薬は飲みましょう。自己判断での中断はせず、薬を飲むのが難しい時は必ずすぐに主治医に相談しましょう。
悪性症候群とは、高熱、意識障害(呼びかけへの反応が悪いなど)、興奮状態、強い筋肉の硬直(全身がガチガチに固くなる)、不随意運動(体が勝手に動いてしまう)などが起こるもので、パーキンソン病の薬を急激に減らしたりやめたりした場合にも起こることがあります。
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
他に気になることを調べたい方は
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。