パーキンソン病の歯車様固縮(筋強剛)とは何ですか?
パーキンソン病に特徴的な症状のひとつです。
歯車様固縮とは、パーキンソン病に特徴的な筋強剛(筋肉の強張り)です。
誰かが患者さんの身体を動かした時に、歯車が回るようなカクカクした抵抗を感じると言われています。
筋肉が常に緊張しているところに、振戦と呼ばれる身体の小刻みな震えが起こると言われていますが、振戦がなくとも生じます。
パーキンソン病では、脳内の神経伝達物質であるドパミンの減少が原因で、運動機能に障害が起こります。
このドパミン不足が筋肉の制御を難しくしており、歯車様固縮のような運動障害を起こすと考えられています。
固縮という表現は古い言い回しなので、正確には筋強剛です。質問を固縮から筋強剛に変更した方がいいとも思います。
東京頭痛クリニック 脳神経内科
越智 佳奈 監修
(参考文献)
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