アッヴィ合同会社

スキリージ皮下注360mgオートドーザーの薬剤情報・副作用

スキリージはクローン病、乾癬などの治療に使用されます。体の免疫応答を調節するIL-23という物質の働きを抑えることで、炎症を抑えます。上気道炎にかかりやすくなる、頭痛、吐き気、体のだるさなどの症状が出ることがあります。また肝臓の数値など血液の異常を生じることがあります。異常を感じる際には医師に相談するようにしましょう。

総称(一般名)
スキリージ(リサンキズマブ)
用法および用量
スキリージ点滴治療の4週後から360mgを8週間隔で皮下注します。
効能または効果
体の免疫応答を調節するIL-23という物質の働きを抑えることによって炎症を改善します。
薬の値段(薬価)
スキリージ皮下注360mgオートドーザーの薬価は、508169円です。
ジェネリック医薬品
この薬はジェネリックではありません。
注意事項
以下の場合は使用ができません。 ・重度の感染症や活動性の結核がある場合

※上記の情報は「ユビー病気のQ&A」が独自に要約および提供している情報になります。

スキリージ皮下注360mgオートドーザーのお薬詳細

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。 そのために、スキリージ皮下注360mgオートドーザーを使用される患者さんの理解と協力が必要です。

注射薬

2023年2月作成

主成分
リサンキズマブ(遺伝子組換え)
剤形
プレフィルドカートリッジおよび単回使用の電動式医薬品自動注入器
シート記載など
-

スキリージ皮下注360mgオートドーザーの作用と効果について

クローン病の症状にかかわる原因物質の一つであるIL-23(インターロイキン23)の働きを阻害することにより、排便回数(水様便または泥状便の回数)と腹痛などの症状を改善します。

通常、既存治療で効果不十分な中等症から重症の活動期クローン病の維持療法に用いられます。

次の方は注意が必要な場合があります。必ず担当医師や薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 感染症にかかっている。
  • 活動性結核にかかっている。

用法・用量(この薬の使い方)

  • 通常、成人は、点滴静注製剤による導入療法終了4週後から、8週間隔で皮下に注射します。

    使用する前に、結核の感染の有無について確認するために、胸部X線検査などを行います。

    一定期間使用したあとで、効果を見ながら使用期間や使用量を決めていきます。

    具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

生活上の注意

感染症が発症したり、悪化することがあります。感染症を疑う症状があらわれた場合には速やかに担当の医師に連絡してください。結核を疑う症状(持続する咳、体重減少、発熱など)があらわれた場合には速やかに担当の医師に連絡してください。この薬を使用する前の他、使用中にも結核症の確認のため胸部X線検査などの検査が定期的に行われます。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、上気道感染、注射部位反応、関節痛、インフルエンザ、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。 このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

  • 発熱、体がだるい、息苦しい・息切れ[重篤な感染症]
  • 呼吸困難、目や口唇周囲のはれ、発疹[重篤な過敏症]


以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

この薬を使用している間は生ワクチンの接種はできません。接種の必要性がある場合には医師に相談してください。

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スキリージ皮下注360mgオートドーザーに関連する病気や症状

関連する病気や症状は「ユビー病気のQ&A」に記載されている情報を表示しているため、すべてを記載したものではありません。
表記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

※より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療関係者向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

※このページの情報は「くすりのしおり」のデータを引用しています

※薬に関連する病気や症状の項目はユビー病気のQ&Aの情報をもとに表示しています。

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