視神経脊髄炎は後遺症がありますか?
はい。目や神経に関する後遺症が残る可能性があります。
視神経脊髄炎は後遺症が残る可能性があります。
視神経脊髄炎は、視覚をつかさどる視神経や、運動や感覚をつかさどる脊髄の神経の炎症を引き起こす病気であり、繰り返し炎症が現れる可能性があります。
炎症が治まることで症状が消失することもありますが、炎症の程度や場所によっては後遺症が残る可能性があります。
一般的な後遺症としては、以下のようなものが挙げられます。
- 目の痛み
- 視界のぼやけ、物が2重に見える
- 視力の低下・失明
- 視野が欠ける
- 筋力低下
- しびれ
- 手足の動かしにくさや意図しない運動
- 痛み
- 失禁
- 排便障害
- 性機能障害
- 長時間持続するしゃっくり
- かゆみ
- 悪心・嘔吐
- 聴覚障害
- 顔面麻痺
- めまい
- 平衡感覚の異常・歩行障害
- 体温の上昇に伴い、症状が一過性に悪化する(ウートフ徴候)
適切な治療を受けることで、症状を緩和し、再発を予防することができるます。
視神経脊髄炎が疑われる場合には、必ず医療機関を受診するようにしましょう。
公開日:
最終更新日:
東京頭痛クリニック 脳神経内科
越智 佳奈 監修
(参考文献)
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