COPD

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チオトロピウム臭化物水和物・オロダテロール塩酸塩(スピオルトⓇレスピマットⓇ)とは、どのような薬ですか?

京都大学医学部附属病院呼吸器内科 呼吸器内科

渡邉 アヤ 監修

気管支をひろげる作用のある2つの成分を組み合わせた吸入薬で、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療に使用されます。

解説

チオトロピウム臭化物水和物・オロダテロール塩酸塩(スピオルトⓇレスピマットⓇ)は、長時間にわたり気管支をひろげる作用のある2つの成分を組み合わせた吸入薬で、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療に使用されます。症状や病気の程度などにより、2つの成分を同時に使用する必要があると医師が判断した場合に用いられます。
通常、1日1回お薬を吸入することで(1回あたり2吸入)、以下のような効果を発揮します。

  • 息切れなどの症状を改善し、運動機能が改善します。
  • 「増悪」と呼ばれる一時的な呼吸症状の悪化が起こることを予防します。
  • 病気の進行による肺の機能低下を遅らせます。

なお、症状が強い時に使うのではなく、毎日定期的に使い続けるお薬ですので、医師の指示に従って適切に使用してください。

2つの配合成分は以下の通りです。

チオトロピウム臭化物水和物

分類

長時間作用性抗コリン薬(LAMA)

作用

気管支の平滑筋を収縮させる作用のあるアセチルコリンという物質の働きを抑えることによって、気管支が狭くなることを防ぎます。アセチルコリンには痰を増やす作用もあるため、痰を減らす効果も期待されています。

オロダテロール塩酸塩

分類

長時間作用性β2刺激薬(LABA)

作用

気管支の平滑筋に存在するβ2アドレナリン受容体に結合することで平滑筋をゆるめる働きがあります。これにより気管支がひろがります。

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(参考文献)

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