インフルエンザと診断された人の受診実態データ

症状検索エンジン「ユビー」のデータから、受診診療科・患者属性・症状実態を集計した一次データレポート。

山形 昂監修山形 京都大学iPS細胞研究所 呼吸器内科最終更新日 2026-06-02

⚠️ 本データはユビー利用者の自己申告に基づく一次データで、若年女性層など特定層の比率が高いバイアスを含みます。

Key Findings / このページのポイント

インフルエンザと診断された人の5つの傾向

  • 受診先は内科が72.7%で最多、次いで小児科が14.2%、耳鼻咽喉科が8.1%
  • 子どもから高齢者まで幅広い年代で発症し、10代以下が最も多い
  • 最も気になっていた症状は「熱がある」が64.2%。のどの痛みや咳を入口にするケースも25.9%にのぼる
  • 診断率は冬(12月)が最高でほぼ10倍の季節変動があり、夏(9月)に最低となる
  • のどの圧迫感・発熱の繰り返しなど上気道症状が全年代で広く確認されており、周囲への感染拡大の訴えも多い
集計件数
1,000件以上
集計期間
過去3年間2023-05-01 〜 2026-05-26
免責
自己申告データであり、医療判断には使用できません
Q.01 / 受診先

Q.インフルエンザと診断された人はどの診療科を受診した?

A.

内科(72.7%)への受診が圧倒的多数を占めます。小児・乳幼児では小児科(14.2%)が受診先の中心で、のどの症状が強い場合は耳鼻咽喉科(8.1%)を選ぶケースもあります。

根拠データ

ユビーで「インフルエンザ」と確定診断を回答した方の、実際に受診した診療科。

診療科割合
内科
72.7%
小児科
14.2%
耳鼻咽喉科
8.1%
呼吸器内科
1.2%
救急科
1.0%
循環器内科
0.7%
外科
0.6%
消化器内科
0.6%
内科と耳鼻咽喉科、どちらに行くべきか確認
発熱・のどの痛みの受診先は症状の種類や程度によって変わります。ユビーでは関連する病名や受診先を調べることができます。

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Q.02 / 年代・性別

Q.インフルエンザと診断された人が多い年代・性別は?

A.

10代以下が全体の40.1%と最多(女性28.8%・男性11.3%)で、子どもの罹患率が高い傾向があります。20代(17.6%)も多く、幅広い年代に多い疾患です。

根拠データ

ユビーで「インフルエンザ」と確定診断を回答した方の、年代・性別の分布。

女性
男性
10代以下
28.8%
11.3%
20代
17.6%
5.5%
30代
9.9%
3.3%
40代
9.4%
3.1%
50代
6.1%
2.6%
60代以上
1.5%
1.0%
Q.03 / 診断率の季節性

Q.インフルエンザの診断率が高い時期・季節はいつ?

A.

冬(12月)に診断率が最高となり、夏(9月)に最低となります。11月から急激に増加し12月〜2月にピーク、3月以降に急減します。夏季との差は約10倍以上にのぼる顕著な季節性を示す疾患です。

根拠データ

同月のユビー利用者数で正規化した診断率の月別パターン(直近1年間)。利用者数の増減に左右されない、インフルエンザの「濃度」の季節変化を示す。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
Q.04 / 受診前の症状

Q.インフルエンザと診断された人が最も気になっていた症状は?

A.

最初の訴えは「熱がある」が64.2%と圧倒的多数。一方でのどの痛み(11.5%)や咳・たん(11.4%)など上気道症状から受診に至るケースも多く、発熱がなくてもインフルエンザを疑うことが重要です。

根拠データ

冒頭の「最も気になる症状」を聞く質問で回答した症状を集計。

初期症状割合
熱がある
64.2%
のどが痛い・腫れている
11.5%
せき・たんが出る
11.4%
体がだるい
2.9%
関節が痛い
2.8%
頭痛・頭が重い
2.5%
くしゃみ・鼻水・鼻づまり
1.3%
全身が痛い
0.8%
その症状、インフルエンザと関係しているかもしれません
発熱がなくても、のどの痛みや体のだるさをきっかけにユビーで調べることができます。

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Q.05 / 症状の全体像

Q.インフルエンザと診断された人が多く持っている症状は?

A.

ユビーの質問で確認された症状は「発熱と解熱を繰り返している」(12.1%)「のどの圧迫感・詰まる感じ」(11.9%)「のどの赤み・腫れ」(9.4%)など上気道症状が上位を占めます。周囲での感染者の存在(7.8%)やストレス・疲労(7.3%)も多く報告されており、集団内での感染拡大の特徴が表れています。

根拠データ

インフルエンザと診断された方が、ユビーの質問で「ある」と答えた症状の出現率。ユーザーが自覚していた症状に加えてユビーの質問の深堀りで明らかになった症状の全体像。

症状出現率
発熱と解熱を繰り返している
12.1%
のどの圧迫感や詰まるような感じがする
11.9%
のどの赤みがある
9.4%
のどの腫れがある
9.4%
のどの痛みで食べ物を飲みこみにくい
7.8%
周囲に同じような症状の人がいる
7.8%
精神的・肉体的な疲労を感じている
7.3%
両親や兄弟・子どもにアレルギー疾患がある
7.0%
夜間に咳がひどくなる
4.6%
頭の両側の痛みがある
4.6%
咳が出る
4.6%
体温が37.5℃以上
4.6%
こめかみ付近の痛みがある
4.3%
全身が痛む
4.1%
はな声である
4.0%
発熱・のどの痛み・倦怠感など、気になる症状はありますか?
インフルエンザ以外の可能性も含めて、ユビーで関連する疾患や受診先を調べることができます。

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Q.06 / 年代別症状(女性)

Q.インフルエンザと診断された女性にみられる症状は、年代によってどのように異なりますか?

A.

女性では年代を問わず「のどの圧迫感・詰まるような感じ」と「発熱と解熱を繰り返している」が上位2症状として共通しています。10〜30代では「のどの腫れ・赤み」「のどの痛みで飲み込みにくい」が上位に入ります。

根拠データ

インフルエンザと診断された女性の、年代別症状ランキング。表示基準に満たない年代は非表示。

年代1位2位3位4位5位
10代以下のどの圧迫感や詰まるような感じがする発熱と解熱を繰り返しているのどの痛みで食べ物を飲みこみにくいのどの腫れがあるのどの赤みがある
20代のどの圧迫感や詰まるような感じがする発熱と解熱を繰り返しているのどの腫れがあるのどの赤みがあるのどの痛みで食べ物を飲みこみにくい
30代のどの圧迫感や詰まるような感じがする発熱と解熱を繰り返しているのどの赤みがあるのどの腫れがあるのどの痛みで食べ物を飲みこみにくい
40代のどの圧迫感や詰まるような感じがする発熱と解熱を繰り返しているのどの赤みがあるのどの腫れがある周囲に同じような症状の人がいる
50代発熱と解熱を繰り返しているのどの圧迫感や詰まるような感じがするのどの赤みがあるのどの痛みで食べ物を飲みこみにくいのどの腫れがある
60代以上のどの圧迫感や詰まるような感じがする発熱と解熱を繰り返している膠原病・リウマチ・自己免疫性の病気と診断されたことがあるのどの赤みがあるのどの痛みで食べ物を飲みこみにくい

※ 症状データは2025年以降の一部セッションのサブセットです。

のどの症状・発熱が気になる方へ
年代によって症状の出方が異なります。ユビーで関連する疾患や受診先を調べることができます。

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Q.07 / 年代別症状(男性)

Q.インフルエンザと診断された男性にみられる症状は、年代によってどのように異なりますか?

A.

男性の10〜30代は「発熱と解熱を繰り返している」「のどの圧迫感」「のどの腫れ・赤み」が主体です。40代では「のどの腫れがある」が1位となります。60代以上では「精神的なストレスや肉体的な疲労」が上位2位に入り、全身倦怠感との合併が目立ちます。

根拠データ

インフルエンザと診断された男性の、年代別症状ランキング。表示基準に満たない年代は非表示。

年代1位2位3位4位5位
10代以下発熱と解熱を繰り返しているのどの圧迫感や詰まるような感じがするのどの腫れがあるのどの赤みがある精神的なストレスや肉体的な疲労を感じている
20代発熱と解熱を繰り返しているのどの圧迫感や詰まるような感じがするのどの腫れがあるのどの赤みがある周囲に同じような症状の人がいる
30代発熱と解熱を繰り返しているのどの圧迫感や詰まるような感じがするのどの赤みがある周囲に同じような症状の人がいるのどの腫れがある
40代のどの腫れがある発熱と解熱を繰り返しているのどの赤みがあるのどの圧迫感や詰まるような感じがする周囲に同じような症状の人がいる
50代発熱と解熱を繰り返しているのどの圧迫感や詰まるような感じがするのどの腫れがあるのどの赤みがある精神的なストレスや肉体的な疲労を感じている
60代以上発熱と解熱を繰り返している精神的なストレスや肉体的な疲労を感じているのどの圧迫感や詰まるような感じがするのどの赤みがある周囲に同じような症状の人がいる

※ 症状データは2025年以降の一部セッションのサブセットです。

のどの症状・全身倦怠感が気になる方へ
男性では年代によってインフルエンザの症状の現れ方が異なります。ユビーで詳しく確認できます。

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Q.08 / 集計方法

Q.このレポートはどのように作成されている?

A.

症状検索エンジン「ユビー」の回答から集計した一次データをもとに、医師がレポートを作成しています。一次データの集計対象は、受診後に「インフルエンザ」と確定診断を受けたと自己申告した方です。データブックで提供されているデータはどれも、1,000件以上という十分な量のデータに基づき集計されています。

データソース
ユビーで回答されたデータ
集計期間
過去3年間
サンプル数
1,000件以上
対象
受診後ユビー利用時に「インフルエンザ」と確定診断を自己申告した方
留意事項
  • インターネット利用者・若年・女性・都市部の比率が高く、日本全体の患者分布とは異なるバイアスが含まれます
  • 確定診断は受診後の自己申告であり、医師による確定診断の記録とは異なります
  • 十分な回答数に満たないグループは匿名性保護のため非表示にしています

インフルエンザについて

インフルエンザの症状・原因・治療法など、疾患の詳細についてはユビー病気のQ&Aで解説しています。

ユビー病気のQ&A:インフルエンザについて詳しく見る
山形 昂
監修医師コメント
山形 京都大学iPS細胞研究所 呼吸器内科

インフルエンザは毎年冬に流行し、年齢や性別を問わず誰もがかかる可能性のある感染症です。基礎疾患がある方は重症化する恐れもあるため、特に注意が必要です。抗ウイルス薬を早めに使用することで、つらい症状が続く期間を短くすることができます。急な発熱や強い倦怠感があらわれた場合は、早めに医療機関の受診を検討しましょう。

発熱・のどの痛みが気になりますか?

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