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この病気のQ&A : 40

いんふるえんざ

インフルエンザ

「インフルエンザ」は例年、12月から3月が流行シーズンとされています。発症や重症化を防ぐためにも事前にインフルエンザワクチンを摂取するなどし、感染予防をしましょう。特にインフルエンザと新型コロナウイルスが同時に感染してしまう場合もありますので、例年以上に注意が必要です。

東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長

白石 達也 監修

インフルエンザについて
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インフルエンザ
病気について

インフルエンザとはどのような病気ですか?

インフルエンザウイルスに感染することで、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身の倦怠感等の症状が現れる病気です。

インフルエンザは一般的な風邪とどう違いますか?

38度以上の熱が出るなど、通常の風邪と比較して症状が強いことが多いです。

インフルエンザにはどのようにして感染しますか?

インフルエンザウイルスが体内に入ることで感染します。感染者の咳やくしゃみを介して感染することが知られています。

インフルエンザの流行のピークはいつですか?

日本では12〜3月が流行シーズンです。

インフルエンザを放置するとどうなりますか?

症状(咳・喉の痛み・発熱など)が数日間続いたのち、徐々に治まっていくケースがほとんどです。

インフルエンザと新型コロナウイルス感染症は同時に感染することはありますか?

同時に感染することはあります。

インフルエンザの予防のためにできることはありますか?

ワクチン接種、マスクの着用、外出後の手洗い・うがいなどが効果的です。

インフルエンザワクチンにはどのような効果がありますか?

感染・発症・重症化いずれの予防にも効果的とされています。

インフルエンザワクチンは毎年接種したほうがよいですか?

インフルエンザワクチンの免疫持続期間は3〜4ヶ月程度のため、毎年接種したほうがよいとされています。

インフルエンザワクチンに副反応はありますか?

注射した部位が腫れたり赤くなったりすることがあります。ごく稀にアナフィラキシーショックが起こることもあります。

インフルエンザワクチンと新型コロナウイルスワクチンの接種は、間隔を空けたほうがよいですか?

日にちに関して注意すべき点は特になく、同時でもずれていても問題はありません。

インフルエンザになった場合、学校や職場は何日間休めばよいですか?

医学的には、発症前日から発症後3~7日間は外出は控えるようにとされています。

インフルエンザが治った際に、学校や職場などへの治癒証明書の提出は必要ですか?

基本的には必要ありませんが、学校や会社などによって実際の対応は異なります。また、学校については出席停止期間が定められています。

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症状について

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診断について

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治療について

インフルエンザは主にどのような治療を行いますか?

解熱鎮痛薬をはじめとする症状を和らげる薬や、抗インフルエンザ薬を使用しつつ、時間とともに症状が治まるのを待ちます。

インフルエンザは何日で治りますか?

発症から1〜3日間ほど38度以上の熱が出たのち、徐々に症状が治まっていきます。

治療中に日常生活で気をつけることは何ですか?

飛沫感染や接触感染で他人にうつさないように気をつけましょう。

インフルエンザワクチンは、どのくらいの時期に接種するとよいですか?

10〜11月頃に接種するよいです。遅くとも12月中旬までには接種を終えておくことが望ましいです。

インフルエンザワクチンは年に何回接種すればよいですか?

13歳以上は1回、13歳未満は2〜4週間ほど間隔を空けて2回接種できるとよいです。

インフルエンザワクチンを打った日は飲酒や喫煙、運動などを避けたほうがよいですか?

常識量の範囲での飲酒や喫煙であれば、発症率や副反応の出方に特に影響は及びません。激しい運動をすると副反応の出方は変わると言われています。

妊娠中にインフルエンザワクチンの接種を受けても問題ないですか?

インフルエンザワクチンは排卵期、妊娠判定前、妊娠判定後の妊娠初期、授乳期にいたるまで、いつ接種しても問題ありません。

インフルエンザの予防接種の費用はどのくらいかかりますか?

3,000〜5,000円程度です。ただし、公費の補助が出る方についてはその限りではありません。

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