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治療中に日常生活で気をつけることは何ですか?
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
飛沫感染や接触感染で他人にうつさないように気をつけましょう。
解説
発熱や喉の痛み、倦怠感などの症状出現後から5日間、および発熱症状の改善後2日間程度は、他人への感染力があるとされるため、なるべく他の人との接触を避けましょう。
同居のご家族など濃厚接触者に該当する方々も、過ごす部屋を分ける、手洗い・うがい・消毒を徹底するなどして、飛沫感染や接触感染のリスクを避けることが大切です。
その上で、自宅などで十分な休息を取り、体力を消耗しないように過ごしましょう。
また、高熱や眠りを妨げるほどの咳などが出るようであれば、かかりつけ医に相談のうえ、解熱剤や咳止めを用いた対症療法を行うことも検討しましょう。
(参考文献)
「ユビー」でわかること
ほかのインフルエンザの質問
インフルエンザとはどのような病気ですか?
インフルエンザウイルスに感染することで、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身の倦怠感等の症状が現れる病気です。
インフルエンザは一般的な風邪とどう違いますか?
38度以上の熱が出るなど、通常の風邪と比較して症状が強いことが多いです。
インフルエンザにはどのようにして感染しますか?
インフルエンザウイルスが体内に入ることで感染します。感染者の咳やくしゃみを介して感染することが知られています。
インフルエンザの流行のピークはいつですか?
日本では12〜3月が流行シーズンです。
インフルエンザを放置するとどうなりますか?
症状(咳・喉の痛み・発熱など)が数日間続いたのち、徐々に治まっていくケースがほとんどです。
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