インフルエンザの予防のためにできることはありますか?
ワクチン接種、マスクの着用、外出後の手洗い・うがいなどが効果的です。2024年10月、子ども用に1回接種のスプレー型点鼻ワクチンも登場しました。
基本的な予防策は一般的な風邪とあまり変わらず、
- 流行期に人混みを避ける
- 出かける場合はマスクを着用する
- 外出後のうがいや手洗いを励行する
などが有効です。
インフルエンザの予防接種を受けることも、発症・感染をある程度予防することにつながるため、とても重要です。
2024年10月、2歳以上19歳未満の子ども用にスプレー型点鼻ワクチンも登場しました。このワクチンは1回接種で、左右の鼻の中にスプレーでワクチンを吹き付けます。注射が怖いというお子さんがいらっしゃる場合、医師へご相談ください。
また、発症者と同居しているなど濃厚接触に該当する方のうち、
- 65歳以上の高齢者
- 呼吸器や心臓の慢性的な病気がある人
- 糖尿病などの病気がある人
- 腎臓に病気がある人
は、タミフル®️(リン酸オセルタミビル)をあらかじめ内服することで発症を予防できます。
ただし、接触後2日以内に内服を開始しないといけない点、保険適用の対象外である点には注意が必要です。
公開日:
最終更新日:
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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