インフルエンザ
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最終更新日:
インフルエンザの予防のためにできることはありますか?
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
回答
ワクチン接種、マスクの着用、外出後の手洗い・うがいなどが効果的です。
解説
基本的な予防策は一般的な風邪とあまり変わらず、
- 流行期に人混みを避ける
- 出かける場合はマスクを着用する
- 外出後のうがいや手洗いを励行する
などが有効です。
インフルエンザの予防接種を受けることも、発症・感染をある程度予防することにつながるため、とても重要です。
また、発症者と同居しているなど濃厚接触に該当する方のうち、
- 65歳以上の高齢者
- 呼吸器や心臓の慢性的な病気がある人
- 糖尿病などの病気がある人
- 腎臓に病気がある人
は、タミフル®️(リン酸オセルタミビル)をあらかじめ内服することで発症を予防できます。
ただし、接触後2日以内に内服を開始しないといけない点、保険適用の対象外である点には注意が必要です。
(参考文献)
ほかのインフルエンザの質問
インフルエンザとはどのような病気ですか?
インフルエンザウイルスに感染することで、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身の倦怠感等の症状が現れる病気です。
インフルエンザは一般的な風邪とどう違いますか?
38度以上の熱が出るなど、通常の風邪と比較して症状が強いことが多いです。
インフルエンザにはどのようにして感染しますか?
インフルエンザウイルスが体内に入ることで感染します。感染者の咳やくしゃみを介して感染することが知られています。
インフルエンザの流行のピークはいつですか?
日本では12〜3月が流行シーズンです。
インフルエンザを放置するとどうなりますか?
症状(咳・喉の痛み・発熱など)が数日間続いたのち、徐々に治まっていくケースがほとんどです。
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