インフルエンザは主にどのような治療を行いますか?
解熱鎮痛薬をはじめとする症状を和らげる薬や、抗インフルエンザ薬を使用しつつ、時間とともに症状が治まるのを待ちます。
基本的には、症状を改善する薬を使用して回復を待ちます。
痛みや熱を抑える薬(アセトアミノフェンなど)や、咳止めなどが用いられます。
ロキソニンなどの非ステロイド系抗炎症剤と言われる解熱鎮痛薬は、小児においてインフルエンザ脳症を引き起こす可能性を高めると言われており、使用は避けられる傾向にあります。
また、インフルエンザウイルスの働きを抑える抗インフルエンザ薬を使用することもあります。
症状が落ち着くまでの期間の短縮や重症化の予防といった効果が実証されており、以下に当てはまる方に使用が推奨されています。
- インフルエンザで入院したすべての患者
- 重症あるいは症状が悪化している患者
- 慢性疾患のある患者
- 免疫抑制をしている患者
- 2歳未満の小児および65歳以上の高齢者
- 妊婦および産後2週以内の患者
また、中耳炎や肺炎を合併している場合には抗生剤を使うこともあります。
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最終更新日:
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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妊娠中にインフルエンザワクチンの接種を受けても問題ないですか?
インフルエンザワクチンは排卵期、妊娠判定前、妊娠判定後の妊娠初期、授乳期にいたるまで、いつ接種しても問題ありません。
腕のしびれを自分で治す方法はありますか?
運動やストレッチ、入浴などにより、首・肩まわりの筋肉の緊張を緩めることが有効な場合があります。
インフルエンザを放置するとどうなりますか?
症状(咳・喉の痛み・発熱など)が数日間続いたのち、徐々に治まっていくケースがほとんどです。
糖尿病が原因で腕がしびれることはありますか?
腕のしびれは糖尿病の合併症の中で頻度が高いです。糖尿病のしびれは両足先から始まり、両手や両腕へ広がっていくことが多いです。糖尿病で高血糖が続き、神経が障害されしびれが生じます。
腕のしびれの原因となる日常生活の習慣には何がありますか?
悪い姿勢や肘を上げたままでのスマートフォンの長時間使用や腕枕、腕を下にした状態での睡眠などの生活習慣が原因となる場合があります。
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