インフルエンザの初期症状には何がありますか?
38℃以上の突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、強い倦怠感などの全身症状が特徴です。喉の痛みや咳、鼻水などの呼吸器症状を伴うこともあります。
インフルエンザの初期症状の特徴
インフルエンザは、感染してから1〜4日間(平均2日間)の潜伏期間を経て発症します(日本呼吸器学会)。一般的な風邪と異なり、全身症状が比較的急速に現れるのが大きな特徴です(厚生労働省)。代表的な初期症状には以下のものがあります。
こうした全身症状に加えて、喉の痛み、咳、鼻水といった呼吸器の症状もみられます。
インフルエンザと風邪の症状の違い
インフルエンザと通常の風邪は、症状の強さや現れ方に違いがあります。風邪では、喉の痛みや鼻水、くしゃみなどの呼吸器症状がゆるやかに現れるのが一般的です。一方、インフルエンザでは38℃以上の高熱や強い倦怠感、筋肉痛・関節痛などの全身症状が突然現れ、風邪に比べて総じて症状が強い傾向があります(厚生労働省)。
インフルエンザの潜伏期間と症状の経過
インフルエンザウイルスに感染すると、通常1〜4日間の潜伏期間を経て症状が現れます(WHO)。まず高熱や頭痛、筋肉痛などの全身症状が急に出現し、その後に咳や喉の痛みなどの気道症状が続きます(日本呼吸器学会)。多くの場合、発症から約1週間で症状は軽快しますが、咳が2週間以上続くこともあります(WHO)。
インフルエンザが重症化するとどうなる?
インフルエンザは多くの方が自然に回復しますが、一部では重症化することがあります。高齢の方や免疫力が低下している方では細菌性の肺炎を合併することがあり、小児ではまれに急性脳症(けいれんや意識障害を起こす重い合併症)を発症する場合があります(厚生労働省)。高熱が続く、強いだるさがある、意識がもうろうとする、けいれんが起きるなどの症状がみられる場合は、早めに医療機関への受診をご検討ください。
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(参考文献)
厚生労働省『令和6年度インフルエンザQ&A』https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/QA2024.html,(参照 2026-08-13).
一般社団法人日本呼吸器学会『インフルエンザ』https://www.jrs.or.jp/citizen/disease/a/a-02.html,(参照 2026-08-13).
厚生労働省『インフルエンザかな?症状がある方へ』https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_what.html,(参照 2026-08-13).
WHO. Influenza (Seasonal) Fact Sheet. https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/influenza-(seasonal),(参照 2026-08-13).
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京都大学大学院医学研究科 総合内科
田中 幸介 監修
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