インフルエンザとはどのような病気ですか?
インフルエンザウイルスに感染することで、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身の倦怠感等の症状が現れる病気です。
インフルエンザウイルスが人体に感染して起こる病気です。
感染すると、発熱や咳、喉の痛み、関節の痛みなど、風邪と非常によく似た症状が起こります。
ただし、発熱が通常38度以上になるなど、いわゆる風邪より症状が強いです。
合併症として、中耳炎や肺炎のほか、稀ではあるもののインフルエンザ脳症(脳全体がむくんでしまう病気)を発症する場合があり、小児や高齢者、肺や心臓の病気を持っている方は特に注意が必要です。
例年11月下旬〜12月上旬頃に流行が始まり、翌年の1~3月頃に感染者が増加します。
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最終更新日:
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
インフルエンザとは”. NIID国立感染症研究所. https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/219-about-flu.html, (参照 2022-11-01).
インフルエンザ脳症ガイドライン【改訂版】”. 厚生労働省 インフルエンザ脳症研究班. https://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/hourei/2009/09/dl/info0925-01.pdf, (参照 2022-11-01).
インフルエンザ脳症について”. NIID国立感染症研究所. https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2319-related-articles/related-articles-429/6068-dj4295.html, (参照 2022-11-01).
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インフルエンザは一般的な風邪とどう違いますか?
38度以上の熱が出るなど、通常の風邪と比較して症状が強いことが多いです。
インフルエンザを放置するとどうなりますか?
症状(咳・喉の痛み・発熱など)が数日間続いたのち、徐々に治まっていくケースがほとんどです。
インフルエンザにはどのようにして感染しますか?
インフルエンザウイルスが体内に入ることで感染します。感染者の咳やくしゃみを介して感染することが知られています。
インフルエンザの流行のピークはいつですか?
日本では12〜3月が流行シーズンです。
インフルエンザの予防のためにできることはありますか?
ワクチン接種、マスクの着用、外出後の手洗い・うがいなどが効果的です。2024年10月、子ども用に1回接種のスプレー型点鼻ワクチンも登場しました。
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