エプラジノン塩酸塩(レスプレンⓇ)とカルボシステイン(ムコダインⓇ)やデキストロメトルファン(メジコンⓇ)の違いは何ですか?
どれも咳もしくは痰に効果がありますが、作用に多少の違いがあります。
いずれも咳や痰の症状に使われる薬ですが、咳、痰それぞれに対する効き方に多少の違いがあります。
咳止め効果について
咳止め効果があるのは、エプラジノン塩酸塩(レスプレンⓇ)とデキストロメトルファン(メジコンⓇ)です。どちらも咳の反射を抑えることで効果を発揮します。特定の病気を根本から改善させるわけではなく、症状を抑えるための薬であることに注意が必要です。両者の効き目を直接比較した報告はありません。
カルボシステイン(ムコダインⓇ)には直接の咳止め作用はありませんが、痰がからむ咳であれば痰が切れやすくなることで咳が落ち着いてくれる効果が期待できます。
痰切り効果について
痰切り効果があるのは、エプラジノン塩酸塩(レスプレンⓇ)とカルボシステイン(ムコダインⓇ)です。
エプラジノン塩酸塩(レスプレンⓇ)では粘り気のある痰を溶かす作用があります。一方で、カルボシステイン(ムコダインⓇ)では、主に痰の成分を調整し正常化させる作用があり、粘り気のある痰からさらさらの痰まで広く効果を発揮します。
また、カルボシステイン(ムコダインⓇ)には他にも気管支の粘膜のダメージを改善してくれる作用などが確認されています。
デキストロメトルファン(メジコンⓇ)は痰に対する作用はありません。(※メジコン配合シロップⓇには痰切り作用のあるクレゾールスルホン酸カリウムという有効成分が配合されています。)
他にも咳・痰に効果のある薬は複数あり、それぞれの病状や状態によって合った薬を選択することができます。症状や薬のことで気になることがあれば、医師・薬剤師に相談してみましょう。
京都大学医学部附属病院呼吸器内科 呼吸器内科
渡邉 アヤ 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
undefined
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ