空咳

痰を伴わない「コンコン」といった乾いた咳が出る症状です。

ストレスによって咳（心因性咳嗽）が出るのは、無意識のうちに咳によって内面の緊張を和らげたり、心理的な葛藤が身体症状に転換されて咳という形で現れたりするからです。

風邪のほか、アトピー咳嗽、咳喘息、気管支喘息、胃食道逆流症、喉頭アレルギー、間質性肺炎、肺がんなどが挙げられます。

空気の乾燥や急激な温度変化、喫煙、ダニやほこり、ストレスなどが主として考えられます。

心因性咳嗽や咽喉頭異常感症を疑います。

咳喘息の可能性も考えられます。

新型コロナウイルス後遺症で、咳が止まらない場合があります。

喘息、胃食道逆流症、薬の副作用、COPD、肺がんなどが考えられます。

アトピー咳嗽や喘息、感染後咳嗽、咽喉頭逆流症などが考えられます。

息苦しさを伴う、「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という乾いた呼吸音がする、咳が8週間以上続くといった場合は受診しましょう。

咳が出始めたタイミングやきっかけ、咳が悪化する原因や時間帯、咳以外の症状の有無、持病や喫煙のことなどを説明できるとスムーズです。

一般内科や呼吸器内科を受診してください。

空咳が3週間以上止まらない場合、重篤な病気が隠れている場合もあるため、呼吸器専門医を受診しましょう。

8週間経過しても症状が出る場合、特別な対策が必要な病気が隠れている可能性があるので、速やかに受診しましょう。

特定の場所や空気の乾燥など、咳を出やすくする原因を避けるようにしましょう。

保温・保湿を心がけ、激しい運動を控えるようにしましょう。

症状によってはすぐに救急受診しましょう。また、咳が長く続く場合や日常生活に支障が出ている場合も、小児科の受診を考えましょう。

保温・保湿を心がけましょう。咳止めシロップも有効な場合があります。様子を見てもよくならなければ受診しましょう。

成人用の薬は避けたほうが無難です。

咳止めが有効な場合もありますが、病気そのものを治療する薬を用いないと効果がない場合もあります。

市販薬も使用できますが、他の薬との相互作用があるものや副作用が強く出る薬もありますので、医師や薬剤師などに相談してください。

咳の反射を抑える咳止めの薬です。

主な副作用には眠気、めまい、吐き気などが、重大な副作用としてはアナフィラキシーなどがあります。

個人差がありますが、1時間半～2時間半以内が目安です。

いわゆる「禁忌薬」ではありませんが、喘息発作時に使用するのは避けましょう。

どちらも咳を抑える薬ですが、働き方が異なります。

はい。メジコンⓇを飲んだ後は眠気が出ることがあるため、自動車の運転など危険を伴う作業は控えてください。

フスコデⓇ配合錠には気管支をひろげ、咳を鎮める効果があります。風邪や気管支炎などの咳の治療に用いられます。

主な副作用に、眠気、めまい、顔面のほてり、発疹、かゆみなどがあります。気になる場合は医師に相談してください。

フスコデⓇ配合錠は、喘息の患者さんには推奨できません。

喉の痛みは、フスコデⓇ配合錠による重大な副作用の初期症状の可能性があります。早めに主治医に相談してください。

フスコデⓇ配合錠の副作用として眠気が報告されています。服用時は、車の運転などを控えるようにしましょう。

麦門冬湯は、咳を鎮める効果があります。

発疹、じんましんなどが起こる可能性があります。気になる症状がある場合には、医師に相談してください。

食前（食事の30分～1時間前）又は食間（食事と食事の間、食後2時間以上経ってから）に飲んでください。

薬に含まれる生薬の種類は同じですが、市販薬では、医療用に比べて配合される生薬の量が少ないのが一般的です。

はい、咳の治療に用いられる漢方薬です。痰が少なく、激しく咳こむ場合などに適しています。