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強度近視
強度近視とは、近視の中でも特に度数が強くなり、眼軸長(眼球の前後方向の長さ)が異常に伸びてしまった状態のことです。近視が進行すると、網脈絡膜萎縮、黄斑症、緑内障などの重篤な合併症を引き起こし、失明にもつながることがあるため、自覚症状が軽くても定期的な眼科受診を心がけることが大切です。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
病気について
症状について
強度近視の原因は何がありますか?
近業や屋外活動の減少といった環境的要因と遺伝的要因の両方が関係していると言われています。
強度近視ではどのような症状がありますか?
遠方のものがぼやけたり、かすんだり、中心がゆがんだり暗くなったりして見えるなどの症状が現れます。
強度近視には初期症状はありますか?
強度近視を含めた屈折異常では、ピントが合わなくなっていくことがあります。
強度近視のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
強度近視では失明することもありますか?
失明の原因として強度近視が最も多く、強度近視に黄斑症を合併した場合、失明することがあります。
強度近視の人が自力で視力回復することはできますか?
基本的に強度近視による視力低下を自力で回復することは難しいです。
治療について
受診について
薬について
(参考文献)
日本眼科学会屈折矯正委員会.“屈折矯正手術のガイドライン(第8版)”.日本眼科学会.https://www.nichigan.or.jp/Portals/0/resources/member/guideline/refractivesurgery_8.pdf,(参照 2024-04-08).日本近視学会.“病的近視とは?”.日本近視学会.https://www.myopiasociety.jp/general/about/pathological.html,(参照 2024-04-08).日本近視学会.“近視とは?”.日本近視学会.https://www.myopiasociety.jp/general/about/,(参照 2024-04-08).
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