ビソプロロールフマル酸塩（メインテートⓇ）の副作用には何がありますか？

ビソプロロールフマル酸塩（メインテートⓇ）の副作用には、主に徐脈（脈が遅くなること）や不整脈（脈が飛んだり乱れるなど）、だるさ、ふらつきやめまい、肝機能低下などがあります。
具体的には、以下のような副作用が報告されています。

頻度の高い副作用

• 徐脈、不整脈、低血圧
• 頭痛、めまい、ふらつき
• 肝機能障害
• だるさやむくみ

頻度の低い副作用

• 動悸
• 立ちくらみ、不眠、眠気
• 吐き気や嘔吐、腹部の不快感、食欲不振、下痢
• 腎機能障害
• 呼吸困難
• 発疹

などの症状が見られることがあります。

重大な副作用

• 心不全（心臓の機能が低下すること）
• 完全房室ブロック、高度徐脈、洞不全症候群などの不整脈（脈が飛ぶ、ゆっくりになる）
• 気を失う、胸部の圧迫感や痛み、息切れ、めまい

などの症状が見られることがあります。

このような症状や、気になることがある場合には、医師または薬剤師に相談してください。
また、降圧作用に基づくめまい、ふらつきなどが現れることがあります。高所作業や、自動車の運転、その他危険を伴う機械の操作などは行わないように注意してください。特に服用し始めは、効果が強く現れることがあるため、十分注意してください。