頭痛
同義語
頭が痛い、頭が重い
頭が痛い、重い、締め付けられるなどの状態を総称して「頭痛」と言います。ズキンズキンした痛み、目の奥がえぐられるような痛み、突然の激しい痛みなど様々な症状があり、原因によって片頭痛や緊張型頭痛などを指す一次性頭痛と、くも膜下出血などを指す二次性頭痛に分けられます。
亀田総合病院 脳神経内科
原瀬 翔平 監修
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疲労による頭痛は、緊張型頭痛や片頭痛などが原因として考えられます。
低気圧になり、血管の拡張や自律神経の乱れが起きることで、頭痛が生じることがあります。
気温、気圧、湿度などの気候の変化によって体調に支障が生じることを気象病や天気痛といい、結果として頭痛が生じることがあります。
片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などが考えられます。
精神的・身体的ストレスでも頭痛になります。
緊張型頭痛、後頭神経痛、脳動脈解離などが考えられます。
片頭痛、くも膜下出血、髄膜炎などが考えられます。重篤な病気が潜んでいる場合があるので注意しましょう。
稀ではありますが、頭痛や吐き気、意識障害、身体のどこかが動かないなどの症状を伴う場合、脳腫瘍の可能性はあります。
一般的な風邪同様、新型コロナウイルス感染症でも一症状として頭痛が起こる場合があります。
くも膜下出血など、脳の血管の病気が代表的です。
緊張型頭痛や片頭痛(偏頭痛)、群発頭痛といった、原因のはっきりしない「一次性頭痛」である可能性をまず考えます。
日常的な病気から重大な病気まで原因はいろいろ考えられ、原因によって大きく一次性頭痛と二次性頭痛に分けられます。
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頭痛に加えて首の後ろの痛みを伴う場合は、くも膜下出血の前兆である可能性があります。
突然の激しい痛みや今まで体験したことのないほどの痛み、だんだん悪くなっていく痛み等があれば、救急車を呼びましょう。
片頭痛は発症に低気圧が影響しているとされており、天気痛や低気圧不調(一般には気象病とも)の一種とも考えられています。
月経などの影響で男性よりホルモンバランスの変化が多いためと考えられています。
ストレスや低気圧、長時間同じ姿勢でいることなどから来る筋肉の緊張などが原因となる場合があります。
脈打つような痛み、頭が締め付けられるような感じ、頭が重い感じ、バットで殴られたような痛みなどを総称して「頭が痛い」と言います。
子供向け
子供の頭痛は薬を使わない治療から始めることが原則です。医師に相談しましょう。
まずは片頭痛の引き金となる刺激を避けましょう。それでも改善しない場合、痛み止めの薬を使うことも考えます。
歩くときにふらつく、手足の動かしづらさがある、頭痛と嘔吐が毎日あるといった場合には、ぜひ早めに受診してください。
子供の頭痛の原因はさまざま考えられ、場合によっては画像検査を行う必要もあるため、なるべく医療機関を受診しましょう。
薬について
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