頭痛に対して自分でできる、即効性のある対処法はありますか?

安静にする、頭を冷やすなどで改善することが多いです。

解説

頭痛の原因によって、対処方法が変わります。

危険な頭痛(脳出血などを伴う頭痛)は、典型的には今までに経験したことがないような激しい頭痛と言われていますが、ただ発症の仕方によっては必ずしもこのような頭痛が現れるとは言い切れません。

このような頭痛の場合は、基本的に脳圧を上げないようにすることが大切なので、少し頭を上げること(約30度ほど)、暗所で安静にすることが重要です。また、すぐの病院受診をおすすめします。

その他、片頭痛群発頭痛などの拍動するようなズキズキする頭痛に関しても、暗所など刺激が少ないところで安静にしたり、頭を冷やすことで、頭痛は緩和します。

緊張型頭痛(ぎゅっと締め付けられるような頭痛)の時は、肩こりなどの筋肉の緊張が原因なので、体を動かしたり、肩を動かしたりすることで改善することがあります。

原因によって、頭痛の対処法が変わりますので、検査されたことがない方や今までと違う頭痛が出た方は、一度病院を受診し、原因検索をすることをおすすめします。

公開日

最終更新日

東京頭痛クリニック 脳神経内科

越智 佳奈 監修

おすすめのQ&A
関連する病気と症状

(参考文献)

この記事をシェアする

治療が必要な患者様へのお願い

頭痛

の方は説明を必ずお読みください

こちらのQRコードを

スマーフォンのカメラで読み取ってください

疾患について分かりやすくまとまっています
1

QRコードを読み取るだけ 非接触で安心

2

一問一答なので 読むのが簡単

3

どんな治療をするべきか 納得して取り組める

関連するQ&A

疲れると頭痛がする原因はなんですか?

疲労による頭痛は、緊張型頭痛や片頭痛などが原因として考えられます。

頭痛が続く場合、病院に行くべきですか?

頭痛が続く場合は、早めに病院を受診することをおすすめします。

気圧の変化で頭痛が生じることはありますか?

低気圧になり、血管の拡張や自律神経の乱れが起きることで、頭痛が生じることがあります。

気象病と頭痛にはどのような関連がありますか?

気温、気圧、湿度などの気候の変化によって体調に支障が生じることを気象病や天気痛といい、結果として頭痛が生じることがあります。

くも膜下出血の前兆では頭のどの部分が痛くなりますか?

頭痛に加えて首の後ろの痛みを伴う場合は、くも膜下出血の前兆である可能性があります。

こめかみがズキズキと痛む頭痛の原因には何が考えられますか?

片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などが考えられます。

ストレスが原因で頭痛になることはありますか?

精神的・身体的ストレスでも頭痛になります。

後頭部に頭痛が生じる病気には何がありますか?

緊張型頭痛、後頭神経痛、脳動脈解離などが考えられます。

頭痛に加えて吐き気を伴う場合、どのような病気が考えられますか?

片頭痛、くも膜下出血、髄膜炎などが考えられます。重篤な病気が潜んでいる場合があるので注意しましょう。

関連する病気と症状
気になる症状はユビーアプリで簡単チェック
初めての方へ

ユビー病気のQ&Aとは?

現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。

病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ
無料で症状を調べる
症状を調べる

症状検索エンジン「ユビー」

体調に不安がある、医療機関への受診を考えている方向けに、20〜30問程度の質問に答えることで、あなたに関連性のある病名や、適切な受診先を無料で調べられます。

さっそく調べる
医療機関を探す
医療機関を探す

お近くの病院をお探しの方へ

「受診科が分からない」「どの医療機関に行ったらいいか分からない」といった悩みは、ユビーの病院検索が便利です。近所の病院も探せるので、ぜひご利用ください。

病院を探す
治療法を調べる
治療法を調べる

治療案内ユビー

自身の治療情報を登録することで、治療の選択肢や使っている薬についてなど、あなたの参考になりそうな治療情報を調べられる機能です。

さっそく調べる
ネットで医師相談
ネットで医師相談

ユビーかんたん医師相談

病院にすぐに行くべきかなど悩んだタイミングですぐに相談。つらくて病院に行けないとき、時間がないとき、夜間や休日などに、いつでも医師に相談できます。

詳しくはこちら