群発頭痛
「群発頭痛」とは、「目をえぐられるような」と表現される激しい痛みを伴う頭痛を指します。深夜や明け方など、寝ているときに発作が起こりやすいと言われており、頭痛のほかに目の充血、涙や鼻水、鼻詰まり等の症状を伴うことがあります。主な診療科は、内科・脳神経内科・脳神経外科などになります。
熱田リハビリテーション病院 一般内科
森岡 万里奈 監修
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20~40代の男性に多く見られます。また、お酒を飲む人と煙草を吸う人に多いとされています。
命に関わることは通常ありませんが、痛みによって日常生活に大きな支障をきたします。
遺伝する可能性はありますが、どのように遺伝するのか等はまだわかっていません。
深夜や明け方など、寝ているときに発作が起こりやすいと言われています。
発作の期間が1回で終わる方もいれば、群発期と寛解期の繰り返しが数年~数十年にわたって続く方もいます。
群発頭痛と眼精疲労には直接的な関係はありません。
はい、耐えがたい頭痛と言われ、自殺頭痛と呼ばわることもあるようです。
非常に激しく、強烈な痛みと言われています。痛みのためじっとしていられず、動き回ったりする人もいます。
子どもでも群発頭痛になることはありますが、非常にまれです。
群発頭痛が死亡の直接原因になることはありません。
群発頭痛のときに控えるべき食べ物や飲み物はあります。
群発頭痛の痛みを和らげるには、病院で処方された薬や酸素吸入が有効です。
慢性群発頭痛とは、群発頭痛が1年以上ほとんど休みなく続く激しい頭痛です。
片頭痛と群発頭痛では、痛みの強度や性状、持続時間、発作頻度や発作出現時間帯などに違いがあります。
症状について
「目がえぐられるような」と表現されることも多い、じっとしていられないほどの非常に激しい痛みです。
目の充血、涙や鼻水、鼻詰まり等の症状を伴うことがあります。また、痛みのあまりじっとしていられないことがあります。
片頭痛や脳腫瘍、脳出血、脳血管の異常、副鼻腔炎、緑内障の発作などが挙げられます。
群発頭痛には発作が起こりやすい「群発期」があり、これは数週~数ヶ月続きます。発作自体は15分~3時間ほど続くことが多いです。
群発頭痛の症状や原因、対処法、自宅近くの病院は症状検索エンジン「ユビー」で調べられます。
初期症状や前触れなく突然始まることが多いです。
食べたほうがいいものは、特にありません。
群発頭痛で眠れないほどつらい場合は、暗い所で安静にする、患部を冷やす、飲酒や喫煙を避けてください。
1回の発作時間は15~180分程度と言われていますが、その発作が毎日1週間以上続くことが多いです。
群発頭痛では、発熱はしません。
群発頭痛の特徴的な痛みは目の奥のえぐられるような痛みですが、それ以外の病気の可能性もあります。
群発頭痛は歯の痛みが起こることがあります。
群発頭痛の可能性があります。他の病気の可能性も否定しきれないため、病院を受診するようにしましょう。
受診について
診断について
治療について
注射による治療と、酸素を吸う治療が最も一般的です。
飲酒・喫煙が原因で頭痛の発作が起こることがあるため、群発期には控えましょう。また、睡眠も十分に取るようにしましょう。
群発頭痛は完治はしませんが、症状が出なくなること(寛解)はあります。
はい、手術で治ることもありますが、一般的な治療ではありません。
群発頭痛の酸素療法とは、頭痛発作時に90%以上の濃度の酸素を7L/分の流速で15分間吸入する治療です。
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