群発頭痛と症状の関連性をAIで無料でチェック
監修医師原瀬 翔平亀田総合病院 脳神経内科
- 更新日
- 2026/10/27
- 公開日
- 2020/09/03
群発頭痛とは
目の奥に強い痛みを自覚する頭痛です。1-2ヶ月間の間、毎日痛みが出現し、一回の痛みは15-180分程度持続すると言われています。
慢性群発頭痛とはなんですか?
慢性群発頭痛とは、群発頭痛が1年以上ほとんど休みなく続く激しい頭痛です。
慢性群発頭痛とは、群発頭痛が1年以上、ほとんど休みなく続く激しい頭痛です。 寛解期(病気の症状がおさまっている時期)がないか、または寛解期(病気の症状がおさまっている時期)があっても3ヶ月未満です。
群発頭痛は、通常、目の周囲~頭の前と横にかけての激しい頭痛が数週から数ヶ月の期間、群発することが特徴です。 また、夜間、睡眠中に頭痛発作が起こりやすく、頭痛発作時に目の充血や流涙、鼻汁や鼻閉、縮瞳(瞳孔が小さくなる)と眼瞼下垂(まぶたが下がること)などの症状を伴うことが多いことも特徴です。 頭痛の発作期は、興奮してそわそわと歩き回る状態となることが多いです。
群発頭痛の症状
群発頭痛の終わりかけにはどのような症状がありますか?
群発頭痛の終わりかけは、痛みが弱まり、回数が減り、痛くない日が増えます。
群発頭痛の終わりかけは、痛みが弱まり、回数が減り、痛くない日が増えます。
群発頭痛の特徴は、
- ① 片方の目の周囲から前頭部~側頭部にかけて、激しい頭痛
- ② ①の症状が夜から朝方にかけて起きることが多く、周期的に起きます。
- ③ ①の症状が15~180分続く
- ④ ①の症状が、1日2~8回程度ある
- ⑤ ①の症状のほかに、目の充血や涙、鼻水が出たり、鼻が詰まる症状などが起きる
群発頭痛は、このような症状が数週間~数ヶ月間程度継続します。
また、頭痛の発作期は、夜間・睡眠中に頭痛発作が起こりやすく、興奮してそわそわと歩き回る状態となることが多いです。
群発頭痛と症状が似ている他の病気はありますか?
片頭痛や脳腫瘍、脳出血、脳血管の異常、副鼻腔炎、緑内障の発作などが挙げられます。
群発頭痛のような激しい頭痛をきたす可能性のある病気や症状として、以下のものが挙げられます。
- 片頭痛
- 脳腫瘍
- 脳出血
- 血管の異常
- 副鼻腔炎
- 眼の病気(緑内障の発作)
痛みの他に症状がありますか?
目の充血、涙や鼻水、鼻詰まり等の症状を伴うことがあります。また、痛みのあまりじっとしていられないことがあります。
痛みの他に下記の症状が一緒に出ることが多いです。
- 痛む側の目が充血する
- 涙や鼻水が出る
- 鼻が詰まる
- 顔や額に汗をかく
- まぶたがむくむ
- まぶたが下がる
また、痛みのあまりじっとしていられず、そわそわする、興奮するといった症状が見られることもあります。
群発頭痛はどのような痛みがある頭痛ですか?
「目がえぐられるような」と表現されることも多い、じっとしていられないほどの非常に激しい痛みです。
群発頭痛では、片側の目の周りや頭の外側あたりが激しく痛みます。
痛みの発作は数十分~3時間ほど続きます。
目の周りの痛みは「目がえぐられるような痛み」と表現されるほどで、痛みのあまりじっとしていられなくなることもあります。
群発頭痛の原因
群発頭痛はどのような人がなりやすい病気ですか? 原因はありますか?
20~40代の男性に多く見られます。また、お酒を飲む人と煙草を吸う人に多いとされています。
群発頭痛は20~40代の男性に多く見られます。
最近は生活習慣の変化により、女性にも増えてきています。
また、喫煙者や飲酒の習慣がある人もなりやすいと言われています。
遺伝的な要因でなりやすい人もいます。
ストレスが原因で群発頭痛になることはありますか?
あります。
ストレスだけが原因とは言い切れませんが、発作の引き金になりえます。群発頭痛のきっかけとして、自律神経の乱れも関係があると言われているため、ストレスもきっかけとなりえます。
そのほか、群発頭痛のきっかけとしては、頻度が高い順から、
- ①飲酒
- ②天候の変化
- ③におい
- ④明るい光
- ⑤光の点滅
などがあります。
群発頭痛の特徴は、
- ① 片方の目の周囲から頭の前~横にかけて、激しい頭痛
- ② ①の症状が夜から朝方にかけて起きることが多く、繰り返し起きます
- ③ ①の症状が15分~3時間続く
- ④ ①の症状が、1日2~8回程度ある
- ⑤ ①の症状のほかに、目の充血や涙、鼻水が出たり、鼻が詰まる症状などが起きる
群発頭痛は、このような症状が数週間~数ヶ月間程度継続します。
また、頭痛が起きるときは、夜間・睡眠中に頭痛発作が起こりやすく、興奮してそわそわと歩き回る状態となることが多いです。
群発頭痛の検査・診断
群発頭痛の症状をセルフチェックできますか?
群発頭痛の症状や原因、対処法、自宅近くの病院は症状検索エンジン「ユビー」で調べられます。
群発頭痛の典型的な症状としては以下のものが挙げられます。
当てはまるものが多ければ、群発頭痛の可能性が高くなります。
- 毎日ほぼ決まった時間に頭痛が数十分~数時間くらい続く
- 片側の目の奥や周りがえぐられるような強い痛みの発作がある
- 目の充血や涙、鼻水、鼻づまりが痛みと一緒に起こる
- 市販薬が効かず、お酒を飲んだ日に痛みがひどくなる
ぜひ一度、症状検索エンジン「ユビー」を使ってセルフチェックをしてみてください。
群発頭痛はどうやって診断するのでしょうか?
命に関わる頭痛かどうかを確認するため、必要に応じてCTやMRIなどの画像検査を行った後、症状を見て診断します。
命に関わるような脳の出血や腫瘍などがないことを確認するため、必要に応じて頭のCT・MRIなどの画像検査を行います。
その後、問診をもとに診断することが多いです。
頭痛以外の症状がある場合には、血液検査などを行うこともあります。
群発頭痛の治療・対処法
群発頭痛への対処法は?
1-2ヶ月の間に毎日繰り返す頭痛を認める場合は群発頭痛を疑います。飲酒や喫煙が増悪因子と言われているので控えたほうが良いでしょう。規則正しい生活(しっかりと睡眠を取る)も重要です。専門医を受診し治療を受けます。
群発頭痛が完治した人はいますか?
群発頭痛は完治はしませんが、症状が出なくなること(寛解)はあります。
群発頭痛は完治はしませんが、症状が出なくなること(寛解)はあります。
群発頭痛の原因は現在解明されておりません。そのため、根本治療がなく、完治することは難しいです。現在の治療で、寛解することはあります。
現在、群発頭痛の治療として急性期は、
- スマトリプタン皮下注
- スマトリプタン点鼻薬
- ゾルミトリプタン
- 高酸素療法
が、効果があるとされています。
それ以外に、群発頭痛を予防する治療もあり、
○ ベラパミル内服
○ 酒石酸エルゴタミン内服
○ シバマイド点鼻薬
などが挙げられます。
群発頭痛はどうやって治療をするのでしょうか?
注射による治療と、酸素を吸う治療が最も一般的です。
保険適用の対象となる治療法には、「トリプタン製剤」と呼ばれる薬の注射と、「在宅酸素療法」と呼ばれる純酸素の吸入があります。
また、保険適用の範囲内で使える薬が現時点ではまだ少ないため、以下の薬や治療法が保険適用外の使用で試みられることが多いです。
- トリプタン製剤の内服および鼻腔内投与
- Ca拮抗薬
- ステロイド剤
- エルゴタミン製剤など
受診の目安・何科を受診するべきか
群発頭痛で動けない場合は救急車を呼ぶべきですか?
頭痛がどうしてもよくならない場合は、他の病気が合併している可能性もあるので救急車を呼んだほうがよいです。
頭痛がどうしてもよくならない場合は、他の病気が合併している可能性もあるので、救急車を呼んだほうがよいです。
1回の発作時間は15~180分程度と言われています。これ以上、頭痛が継続する場合は、群発頭痛以外の可能性があります。
群発頭痛のような激しい頭痛の原因としては、脳血管障害や脳炎・脊髄炎などもあります。
手足の筋力低下や言語障害などの症状や発熱がある場合や、頭痛の発作時間が長引く場合は、救急車で病院に行くことをご検討ください。
群発頭痛の名医の探し方を教えてください。
頭痛を専門とする頭痛専門医を探すことをおすすめします。
群発頭痛の名医の探し方は、脳神経内科や脳血管外科の専門医で、さらに頭痛を専門とする頭痛専門医を探すことをおすすめします。また、Ubieでは「かんたん医師相談」から、気軽に医師に相談することも可能です。
群発頭痛は眼周囲~前頭部、側頭部にかけての激しい頭痛が数週から数ヶ月の期間、群発することが特徴です。また、夜間、睡眠中に頭痛発作が起こりやすく、頭痛発作時に目の充血や流涙、鼻汁や鼻閉、縮瞳と眼瞼下垂(まぶたが下がること)などの症状を伴うことが多いのも特徴です。頭痛の発作期は、興奮して、そわそわと歩き回る状態になることが多いです。
医療機関を受診する目安はありますか?
生活に支障をきたすような痛みがある場合は、受診をおすすめします。
生活に支障が出るほどの強い痛みがある場合には受診したほうがよいです。
なお、強い痛みに加えて下記の症状がある場合は要注意です。
夜間・休日を問わず急いで受診しましょう。
- 意識がもうろうとしている
- 手足の動かしにくさや呂律の回りにくさがある
- 熱やだるさなどの全身症状がある
- 今まで経験したことのない痛みがある
- 目の見えにくさがある
- 片方の目だけ充血している
群発頭痛を放置するととどうなりますか?
命に関わることは通常ありませんが、痛みによって日常生活に大きな支障をきたします。
群発頭痛の痛みそのものが命に関わることは基本的にありませんが、放置することで、
- 痛みのために仕事に集中できなくなる
- 欠勤を余儀なくされる
- 睡眠不足になる
など、日常生活に大きく影響します。
群発頭痛の専門医がいる近くの病院はありますか?
群発頭痛の専門医がいる病院を見る群発頭痛の薬
群発頭痛の治療にはどのような薬が使われますか?
発作時の薬はスマトリプタンの皮下注・酸素吸入です。予防薬はベラパミルがよく使われます。
発作時の薬はスマトリプタンの皮下注・酸素吸入です。予防薬はベラパミルがよく使われます。
群発頭痛の治療として、発作時は、
- スマトリプタン皮下注
- スマトリプタン点鼻薬
- ゾルミトリプタン
- 高酸素療法
が、効果があるとされています。
それ以外に、群発頭痛を予防する治療もあり、
- ベラパミル内服
- 酒石酸エルゴタミン内服
- シバマイド点鼻薬
などが挙げられます。
群発頭痛の予防
群発頭痛は予防できますか?
できます。
群発頭痛は予防できます。主に予防薬で発作の回数を減らします。
群発頭痛でつらい場合は、暗い所で安静にする、痛い部分を冷やすこと、飲酒や喫煙を避けてください。また、発作時の治療の検討をするために、なるべく早く病院を受診しましょう。
群発頭痛の治療はひとつだけではなく、いくつかあります。また、組み合わせて治療する場合もあります。
群発頭痛の発作時の治療は、片頭痛の治療で使われるトリプタンの注射・点鼻薬・内服および高酸素療法(酸素を吸う治療)で効果があるとされています。
それ以外に、群発頭痛の発作を起こりにくくする治療もあり、内服や点鼻薬などが挙げられます。
対処法・セルフケア
群発頭痛の激しい痛みを和らげる方法を教えてください。
群発頭痛の痛みを和らげるには、病院で処方された薬や酸素吸入が有効です。
群発頭痛の痛みを和らげるには、病院で処方された薬や酸素吸入が有効です。群発頭痛は、市販の薬が効かない可能性があります。病院に受診し、病院で処方された薬を使用するようにしましょう。
群発頭痛の発作薬としては、
- スマトリプタン皮下注 3mg
- スマトリプタン点鼻薬 20mg
- ゾルミトリプタン 5-10mg
が有効とされています。
その他、
- 酸素マスクで純酸素 7L 15分間 吸入
も効果があるとされています。
群発頭痛に薬が効かない場合はどうしたらよいでしょうか?
他の薬や治療が効果的な場合があります。医師にご相談ください。
保険適用内の治療法であるトリプタン製剤の注射や酸素吸入で症状が抑えられない場合、効果がある可能性のある薬を、保険適用外使用として試していくことになります。
例えば予防薬としては、Ca拮抗薬やステロイド薬、てんかんに使われる薬などが選択できます。
保険が適用されない薬も多いため、詳しくは主治医とよく相談してください。
市販の痛み止めは群発頭痛に効果はありますか?
市販の痛み止めの薬を飲んでも効果が乏しいことが、群発頭痛の特徴の一つです。
薬局などで売られている一般的な痛み止め(アセトアミノフェンやNSAIDsと呼ばれるもの)は、群発頭痛の痛みに対して、効果が乏しいと言われています。
群発頭痛に関連するその他の質問
群発頭痛の痛みは一週間以上続くことがありますか?
1回の発作時間は15~180分程度と言われていますが、その発作が毎日1週間以上続くことが多いです。
1回の発作時間は15〜180分程度と言われていますが、その発作がほぼ毎日1週間以上続くことが多いです。
群発頭痛の特徴は、
- ① 片方の目の周囲から前頭部〜側頭部にかけて、激しい頭痛
- ② ①の症状が夜から朝方にかけて起きることが多く、周期的に起きます
- ③ ①の症状が15〜180分続く
- ④ ①の症状が、1日2〜8回程度ある
- ⑤ ①の症状の他に、目の充血や涙、鼻水が出たり、鼻が詰まる症状などが起きる
また、群発頭痛は、数週間〜数ヶ月間程度継続します。
頭が割れるように痛いのは群発頭痛ですか?
群発頭痛の可能性があります。他の病気の可能性も否定しきれないため、病院を受診するようにしましょう。
群発頭痛の可能性があります。他の病気の可能性も否定しきれないため、病院を受診するようにしましょう。
群発頭痛の特徴は、
- ① 片方の目の周囲から前頭部~側頭部にかけて、激しい頭痛
- ② ①の症状が夜から朝方にかけて起きることが多く、周期的に起きます
- ③ ①の症状が15~180分続く
- ④ ①の症状が、1日2~8回程度ある
- ⑤ ①の症状の他に、目の充血や涙、鼻水が出たり、鼻が詰まる症状などが起きる
また、群発頭痛は、数週間~数ヶ月間程度継続します。
頭が割れるように痛い頭痛は、群発頭痛以外に脳血管障害や脳脊髄炎などの可能性もあります。なるべく早く病院を受診するようにしましょう。
群発頭痛で歯が痛むことはありますか?
群発頭痛は歯の痛みが起こることがあります。
群発頭痛は、歯の痛みが起こることがあります。
群発頭痛の頭痛発作時に目の充血や流涙、鼻汁や鼻閉、縮瞳と眼瞼下垂(まぶたが下がること)などの症状を伴うことが多いです。これは三叉神経・自律神経症状といい、三叉神経が過剰興奮することで起きている症状と考えられています。三叉神経は顔に分布している神経ですが、歯の近くの上顎にも分岐しているため、群発頭痛の発作期に歯の痛みが出ることがあります。
歯科治療をしても痛みが治まらない場合は、群発頭痛の可能性があり、頭痛専門医や脳神経内科を受診する必要があります。
毎日同じ時間に頭痛が起こるのは群発頭痛ですか?
その可能性があります。
群発頭痛の可能性があります。群発頭痛は夜から明け方にかけて、頭痛が起こることが多く、同じような時間に出ることが多いです。
群発頭痛の特徴は、
- ① 片方の目の周囲から前頭部~側頭部にかけて、激しい頭痛
- ② ①の症状が夜から朝方にかけて起きることが多く、周期的に起きます。
- ③ ①の症状が15~180分続く
- ④ ①の症状が、1日2~8回程度ある
- ⑤ ①の症状のほかに、目の充血や涙、鼻水が出たり、鼻が詰まる症状などが起きる
また、群発頭痛は、数週間~数ヶ月間程度継続します。
激しい頭痛が突然起きてすぐ治まる場合も群発頭痛ですか?
その可能性はあります。群発頭痛の1回の発作の持続時間は、15分から3時間です。
その可能性はあります。群発頭痛の1回の発作の持続時間は、15分から3時間です。
群発頭痛の特徴は、
- ① 片方の目の周囲から前頭部~側頭部にかけて、激しい頭痛
- ② ①の症状が夜から朝方にかけて起きることが多く、周期的に起きます。
- ③ ①の症状が15分から3時間続く
- ④ ①の症状が、1日2~8回程度ある
- ⑤ ①の症状のほかに、目の充血や涙、鼻水が出たり、鼻が詰まる症状などが起きる
また、群発頭痛は、このような症状が数週間~数ヶ月間程度継続します。
目の奥が痛むのは群発頭痛ですか?
群発頭痛の特徴的な痛みは目の奥のえぐられるような痛みですが、それ以外の病気の可能性もあります。
群発頭痛の特徴的な痛みは、目の奥のえぐられるような痛みですが、それ以外の病気の可能性もあります。
群発頭痛の特徴は、
- ① 片方の目の周囲から前頭部~側頭部にかけて、激しい頭痛
- ② ①の症状が夜から朝方にかけて起きることが多く、周期的に起きます
- ③ ①の症状が15~180分続く
- ④ ①の症状が、1日2~8回程度ある
- ⑤ ①の症状のほかに、目の充血や涙、鼻水が出たり、鼻が詰まる症状などが起きる
また、群発頭痛は、数週間~数ヶ月間程度継続します。
目の奥がえぐられるような頭痛が出る病気としては、群発頭痛のほかに以下のようなものが挙げられます。
- 緑内障
- 視神経炎
- 脳血管障害
などの病気が挙げられるため、このような頭痛が出た場合は、一度、眼科や脳外科・神経内科での検査をおすすめします。
群発頭痛で頭が痛い時に、食べたほうがよいものはありますか?
食べたほうがいいものは、特にありません。
食べたほうがいいものは、特にありません。しかし、群発頭痛を増悪させるものとして、飲酒、たばこ、ニトログリセリン、ヒスタミンを含むものが挙げられます。 頭痛発作時は特に控えるようにしてください。
また、ある報告では、群発頭痛は生活習慣の変化・喫煙が特に関わっていると言われています。 生活習慣の乱れやアルコールの取り過ぎ、喫煙は控えるようにしてください。
夜から早朝にかけて、一定期間、群発して起こる、非常に激しい頭痛のため、心身の負荷や睡眠不足の原因となることがあります。 このため、病院を受診し、適切な治療を行うことが重要です。
群発頭痛で吐き気がすることもありますか?
あります。
などの症状を伴うことが多いです。
群発頭痛は、このような症状が数週から数ヶ月の期間、群発することが特徴です。また、頭痛の発作期は、夜間・睡眠中に頭痛発作が起こりやすく、興奮してそわそわと歩き回る状態となることが多いです。
頭痛の発作はどのくらいの時間続きますか?
群発頭痛には発作が起こりやすい「群発期」があり、これは数週~数ヶ月続きます。発作自体は15分~3時間ほど続くことが多いです。
群発頭痛では多くの場合、「群発期」と呼ばれる発作が続く時期(数週~数ヶ月)と、「寛解期(かんかいき)」と呼ばれる発作が落ち着く時期(数ヶ月~数年)が交互に来ます。
頭痛の発作は群発期に見られ、2日に1回~1日に数回の頻度で起こるのが一般的です。
頭痛の発作そのものは、15分~3時間ほど続きます。
群発頭痛は難病指定されていますか?
難病指定はされていません。
群発頭痛は、難病指定はされていません。
群発頭痛の特徴は、
- ① 片方の目の周囲から前頭部~側頭部にかけて、激しい頭痛
- ② ①の症状が夜から朝方にかけて起きることが多く、周期的に起きます。
- ③ ①の症状が15~180分続く
- ④ ①の症状が、1日2~8回程度ある
- ⑤ ①の症状の他に、目の充血や涙、鼻水が出たり、鼻が詰まる症状などが起きる
また、群発頭痛は、このような症状が、数週間~数ヶ月間程度継続します。
子どもでも群発頭痛になることはありますか?
子どもでも群発頭痛になることはありますが、非常にまれです。
子どもでも群発頭痛になることはありますが、非常にまれです。症例報告で散見する程度しか報告がありません。
小児・思春期で多い一次性頭痛(感染症や頭部外傷、腫瘍などの他の病気が原因による頭痛ではない)は、片頭痛・緊張型頭痛が多く、群発頭痛の発症頻度はまれです。
群発頭痛は、目の周囲~頭の前と横にかけての激しい頭痛が数週から数ヶ月の期間、群発することが特徴です。
また、夜間、睡眠中に頭痛発作が起こりやすく、頭痛発作時に目の充血や流涙、鼻汁や鼻閉、縮瞳(瞳孔が小さくなる)と眼瞼下垂(まぶたが下がること)などの症状を伴うことが多いのも特徴です。
頭痛の発作期は、興奮してそわそわと歩き回る状態となることが多いです。
群発頭痛の場合、食べてはいけないものはありますか?
群発頭痛のときに控えるべき食べ物や飲み物はあります。
群発頭痛のときに、控えるべき食べ物や飲み物はあります。
群発頭痛を増悪させるものとして、飲酒、たばこ、ニトログリセリン、ヒスタミンを含むものが挙げられます。 頭痛発作時は特に控えるようにしてください。
また、ある報告では、群発頭痛は生活習慣の変化・喫煙が特に関わっていると言われています。 生活習慣の乱れやアルコールの取り過ぎ、喫煙は控えるようにしてください。
夜から早朝にかけて、一定期間、群発して起こる、非常に激しい頭痛のため、心身の負荷や睡眠不足の原因となることがあります。 このため、病院を受診し、適切な治療を行うことが重要です。
女性でも群発頭痛になることはありますか?
あります。
女性でも群発頭痛になることはあります。群発頭痛は20~40代の男性に多い(女性の3〜5倍、あるいはそれ以上)とされていますが、女性も発症することはあります。
- ① 片方の目の周囲から前頭部~側頭部にかけて、激しい頭痛
- ② ①の症状が夜から朝方にかけて起きることが多く、周期的に起きます
- ③ ①の症状が15~180分続く
- ④ ①の症状が、1日2~8回程度ある
- ⑤ ①の症状のほかに、目の充血や涙、鼻水が出たり、鼻が詰まる症状などが起きる
また、群発頭痛は、数週間~数ヶ月間程度継続します。
群発頭痛の場合、仕事を休む判断基準を教えてください。
激しい痛みで業務に集中できない場合は、仕事を休む基準となりえます。
仕事を休む基準は、
- 痛みが激しく仕事ができない場合
- 頭痛が頻回で仕事に集中できない場合
- 運転や危険作業が困難な場合
などが挙げられます。迷ったら、まず、上司やかかりつけ医に相談しましょう。
群発頭痛でつらい場合は、暗い所で安静にする、痛い部分を冷やすこと、飲酒や喫煙を避けてください。また、発作時の治療の検討をするために、なるべく早く病院を受診しましょう。
群発頭痛の治療はひとつだけではなく、いくつかあります。また、組み合わせて治療する場合もあります。
群発頭痛の発作時の治療は、酸素を吸う治療や頭痛を止める薬の注射・点鼻・内服が、効果があるとされています。それ以外に、群発頭痛の発作を起こりにくくする治療もあります。
群発頭痛の痛みは、どれくらいのレベルですか?
非常に激しく、強烈な痛みと言われています。痛みのためじっとしていられず、動き回ったりする人もいます。
非常に激しく、強烈な痛みと言われています。痛みのためじっとしていられず、動き回ったりする人もいます。脳血管障害による頭痛も、このような頭痛が起きることがあるため、なるべく早めに病院を受診しましょう。
群発頭痛の特徴は、
- ① 片方の目の周囲から前頭部〜側頭部にかけて、激しい頭痛
- ② ①の症状が夜から朝方にかけて起きることが多く、周期的に起きます
- ③ ①の症状が15〜180分続く
- ④ ①の症状が、1日2〜8回程度ある
- ⑤ ①の症状の他に、目の充血や涙、鼻水が出たり、鼻が詰まる症状などが起きる
また、群発頭痛は、数週間〜数ヶ月間程度継続します。
群発頭痛と偏頭痛の違いを教えてください。
片頭痛と群発頭痛では、痛みの強度や性状、持続時間、発作頻度や発作出現時間帯などに違いがあります。
片頭痛と群発頭痛では、痛みの強度や性状、持続時間、発作頻度や発作出現時間帯などに違いがあります。
2つの一般的な違いは、以下のようになります。
- 痛みの強度:激しい痛み(群発頭痛)、軽いものから寝込むほどのもの(片頭痛)
- 痛みの性状:目をえぐられるような痛み(群発頭痛)、血管拍動するような頭痛(片頭痛)
- 痛みの持続時間:15~180分程度(群発頭痛)、4時間~2、3日間程度(片頭痛)
- 痛みの発作頻度:2週間~数ヶ月間ほぼ毎日(群発頭痛)、数ヶ月に1回~週2、3回(片頭痛)
また、群発頭痛は、夜~早朝に頭痛が多く、頭痛がないときはまったくない期間(寛解期)と、頭痛が連日のように出る(群発期)があります。
気圧の変化で目が痛むのは群発頭痛と関係がありますか?
可能性はあります。
気圧変化は群発頭痛の誘因になりえます。しかし、必ずしも、目の痛みが群発頭痛から来るものとは限りません。迷う場合は、病院受診をしてください。
群発頭痛の特徴は、
- ① 片方の目の周囲から頭の前~横にかけて、激しい頭痛
- ② ①の症状が夜から朝方にかけて起きることが多く、繰り返し起きます
- ③ ①の症状が15~180分続く
- ④ ①の症状が、1日2~8回程度ある
- ⑤ ①の症状のほかに、目の充血や涙、鼻水が出たり、鼻が詰まる症状などが起きる
群発頭痛は、このような症状が数週間~数ヶ月間程度継続します。これらの症状が当てはまる場合は、群発頭痛による可能性があります。
群発頭痛のきっかけは、頻度が高い順から、
- ①飲酒
- ②天候の変化
- ③におい
- ④明るい光
- ⑤光の点滅
などがあります。また、自律神経の乱れも関連があるとも言われています。
群発頭痛が世界三大激痛と言われているのは本当ですか?
はい、耐えがたい頭痛と言われ、自殺頭痛と呼ばわることもあるようです。
はい、耐えがたい頭痛と言われ、自殺頭痛と呼ばれることもあるようです。 世界三大激痛は、群発頭痛、尿路結石、心筋梗塞の3つとされています。 群発頭痛は目の周囲~頭の前と横にかけての激しい頭痛が数週から数ヵ月の期間、群発することが特徴です。
また、夜間、睡眠中に頭痛発作が起こりやすく、頭痛発作時には、目の充血や流涙、鼻汁や鼻閉、縮瞳(瞳孔が小さくなる)、眼瞼下垂(まぶたが下がること)などの症状を伴うことが多いのも特徴です。 頭痛の発作期は、興奮してそわそわと歩き回る状態となることが多いです。
群発頭痛と眼精疲労は関係しますか?
群発頭痛と眼精疲労には直接的な関係はありません。
群発頭痛と眼精疲労には、直接的な関係はありません。群発頭痛を悪化させる原因としては、気圧の変化・飲酒・喫煙・入浴などが挙げられます。群発頭痛の発作期は、これらのものを避けるようにしましょう。また、発作期に患部を冷やすと症状がいくら改善します。
群発頭痛の発作薬としては、
- スマトリプタン皮下注 3mg
- スマトリプタン点鼻薬 20mg
- ゾルミトリプタン 5~10mg
が有効とされています。
その他、「酸素マスクで純酸素 7L 15分間 吸入」も効果があるとされています。
群発頭痛で障害年金はもらえますか?
障害年金を取得できるケースは少ないようです。
群発頭痛で、障害年金を受給できるケースは少ないようです。
「障害年金」は、私たちが病気やけがなどによって障害の状態になったとき、生活を支えるものとして支給されます。「障害の状態」とは、視覚障害や聴覚障害、肢体不自由などの障害だけでなく、長期療養が必要ながんや糖尿病、心疾患、呼吸器疾患などの内部疾患、または統合失調症などの精神の障害により、仕事や生活が著しく制限を受ける状態になったときなども含まれます。また、障害者手帳を持っていない場合でも、障害年金を受けることができます。
障害年金を受けられるのは、公的年金に加入し、保険料納付済期間等を有し、かつ、障害の状態が一定の程度にあることなどの障害年金の支給要件を満たしている方です。
障害年金には、「障害基礎年金」「障害厚生年金」などがあり、障害の原因となった病気やけがで初めて病院を受診した日(初診日)に、どの年金制度の被保険者であったかによって、受給する障害年金の種類が違ってきます。
国民年金の被保険者には「障害基礎年金」が、厚生年金の被保険者には「障害厚生年金」が支給されます。厚生年金の被保険者は、原則自動的に国民年金の第2号被保険者にもなるため、障害の程度が1級・2級であれば障害基礎年金も支給されます。
どのようなときに群発頭痛の発作が起こりやすいですか?
深夜や明け方など、寝ているときに発作が起こりやすいと言われています。
群発頭痛の発作は、深夜・明け方などの寝ている時間帯に起こることが多いと言われています。
患者さんごとに、朝方や夜中の3時頃などいつも決まった時間に起こるとも言われています。
群発頭痛は遺伝しますか?
遺伝する可能性はありますが、どのように遺伝するのか等はまだわかっていません。
血の繋がったご家族に群発頭痛の方がいると、そうではない方と比較して群発頭痛を発症する可能性が高くなることから、何らかの遺伝的な素因が関与していると考えられます。
ただし、ご家族に群発頭痛の方がいても、高い確率で発症するわけではありません。
また、飲酒や喫煙などの生活習慣も発症に影響していると言われています。
群発頭痛について、医師からのよくある質問
医師からよくある質問はありますか?
「群発頭痛」について医師からよくある質問の例として次のようなものがあります。
- 頭痛がありますか?あるいは頭が重いですか?
- こめかみ付近が痛みますか?
- 頭痛はズキズキと波打つような感覚ですか?
- 目が痛みますか?
- 頭の痛みは片側だけですか?
群発頭痛に関連する病気・症状
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この記事の監修医師
原瀬 翔平
亀田総合病院 脳神経内科・内科
University of Washington (理学部、分子細胞生物学) 卒業後、アップルジャパン株式会社勤務を経て、琉球大学医学部に入学。沖縄県立中部病院での初期臨床研修(2016, 2017年度最優秀研修医賞受賞)修了後、2018年4月に亀田総合病院に入職。同院脳神経内科ベスト指導医(2019, 2020)を受賞。2018年から亀田総合病院卒後研修センター長補佐も兼任しており、臨床だけでなく研修病院における医学教育にも力を入れている。2021年には国立循環器病研究センター脳血管内科で超急性期脳卒中診療を行う。 総合内科の視野を持ちながらの脳神経内科領域、特に脳卒中を専門とする。急性期だけでなく予防、慢性期脳卒中による症候性てんかん、高次脳機能評価、リハビリ、等にも精通。頭痛、しびれ、物忘れ等の主訴にも柔軟に対応できる。 日本語、英語(ネイティブ)、中国語(日常会話)での対応も可能。
- 更新日
- 2026/10/27
- 公開日
- 2020/09/03