むくみ

手足や顔などの皮膚の下に水が溜まり、腫れぼったく感じる症状です。

水分や塩分、アルコールの摂りすぎのほか、運動不足や同じ姿勢をとり続けることでも、むくみを生じる場合があります。

全身のむくみの場合は、心不全や腎臓病、肝臓・甲状腺の病気などの可能性があります。片足のむくみの場合は、血栓や局所の炎症などが考えられます。

ストレスそのものが、むくみの原因となることはありませんが、ストレスが間接的な要因となって、むくみが引き起こされることはあります。

胸痛や呼吸困難などがあるなら救急外来や循環器内科を、けがを伴うなら皮膚科や外科を受診してください。

むくみが良くならず続く場合や、他の症状が見られる場合は受診しましょう。

基本的には、今までなかったむくみが出現し、症状が続くようであれば受診が必要です。

ずっと座っていないで、適度に体を動かすことや、適切な生活習慣を意識することは自分でも行える対処法です。

漢方医学的に、色白で疲れやすく汗のかきやすい傾向のある人の肥満症（筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり）・関節痛・むくみを改善する効果があります。

ダイエットに使用される薬ではありませんが、水ぶとりの肥満症を改善する効果があります。

個人差がありますが、1ヶ月程度で効果が出ると考えられています。

それぞれ適した体質や症状が異なるため、ご自身の体質や症状に合うものを選びましょう。

更年期に対する効果は現時点では認められていません。