急性涙嚢炎
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更新日:2024/03/28
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急性涙嚢炎について「ユビー」でわかること
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急性涙嚢炎とはどんな病気ですか?
「涙嚢炎」とは、鼻涙管(涙を目から鼻に出す管)が詰まることで、涙が涙嚢にたまって炎症が起こる病気です。目やにや涙目、涙嚢部分の皮膚が赤く腫れて痛む、などの症状があります。抗菌薬の目薬の使用や手術などの治療をします。目やにや涙目が続く場合、眼科を受診しましょう。
急性涙嚢炎の専門医がいる近くの病院はありますか?
急性涙嚢炎の専門医がいる病院を見る急性涙嚢炎のQ&A
- A.
涙腺は別の場所にあるため、通常は腫れません。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る涙腺はまぶたの上の外側にあり、涙をつくる器官です。一方、急性涙嚢炎は目頭の内側にある涙嚢で起こる病気です。場所が異なるため、直接的に涙腺が腫れることはありません。
ただし、炎症が強くなるとまぶた全体が腫れることがあり、見た目には「目の上まで腫れて涙腺も腫れているのでは?」と感じることがあります。実際には涙腺が炎症を起こすことはほとんどなく、症状は涙嚢炎による腫れです。 - A.
涙が流れにくくなり、炎症で涙点周囲が刺激されるためです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る急性涙嚢炎では、涙を鼻へ流す道が細菌感染で詰まっています。そのため涙が正常に流れず、涙点(涙の排水口)から涙が押し戻されるようになります。このとき、炎症で敏感になった涙点周囲の組織が刺激され、痛みを感じるのです。
また、涙嚢内の圧力が高まるため、涙点を押すと痛みや膿の逆流が起きることもあります。涙点の痛みは「涙の通り道が炎症で詰まっているサイン」と考えることができます。 - A.
涙丘そのものにできものができることは少なく、目頭側に腫れが出ます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る急性涙嚢炎では、涙丘(目頭のピンク部分)に直接できものが生じることはあまりありません。主に涙嚢がある目頭の皮膚が赤く腫れて、押すと強い痛みを感じたり膿が出たりします。涙丘にできものがある場合は、結膜炎や良性の小さな腫瘤(できもの)など、別の病気の可能性が高いです。
ただし、腫れの範囲が広がると涙丘が押し出されて大きく見えることもありますので、眼科で正確に診てもらう必要があります。 - A.
必ずしも急性涙嚢炎ではなく、他の病気の可能性もあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る涙丘(目頭のピンクの小さなふくらみ)や涙点(涙の出口)が腫れた場合、急性涙嚢炎のこともありますが、必ずしもそうとは限りません。麦粒腫(ものもらい)や結膜炎でも似たような腫れが出ることがあります。
急性涙嚢炎では、目頭の皮膚側が強く腫れて赤みや痛みが出やすいのが特徴です。腫れの場所や膿の有無で見分ける必要があるため、自己判断せず眼科を受診することが重要です。 - A.
極めてまれですが、放置すると失明に至る危険もあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る急性涙嚢炎そのもので直接失明することは少ないですが、感染が眼窩(目の奥)や脳に広がると深刻な合併症が起こる可能性があります。特に眼窩蜂巣炎という状態になると、視神経が圧迫されて視力低下や失明につながることがあります。
早期に眼科で治療すれば多くの場合は失明を防げますが、「赤みや腫れが急速に広がる」「高熱がある」などの症状が出たらすぐに受診することが大切です。 - A.
顔の腫れや発熱、膿の広がりなど全身に影響します。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る急性涙嚢炎が重症化すると、目頭だけでなく頬やまぶたまで赤く腫れ、強い痛みを伴います。膿が皮膚の下にたまり、皮膚が破れて膿が出ることもあります。
また、感染が広がると発熱や倦怠感が出て、まれに血液に細菌が入り込む「敗血症」という危険な状態に至ることもあります。早期に抗菌薬で治療することが重症化防止につながります。 - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る急性涙嚢炎になりやすい人の特徴に、以下が挙げられます。
- 涙道(涙の通り道)が生まれつき細い、または詰まりやすい人
- 高齢者(加齢により涙道が狭くなる傾向がある)
- 鼻炎や副鼻腔炎など、鼻まわりの炎症を起こしやすい人
- 風邪をひきやすく、鼻づまりが慢性的にある人
- アレルギー性鼻炎を持っている人
- 顔や鼻の手術・外傷を受けた経験がある人
- 糖尿病などで免疫力が低下している人
- コンタクトレンズや化粧品で目のまわりに刺激を与える習慣がある人
- 赤ちゃん(生まれつき鼻涙管が閉じていることがある)
これらの特徴がある場合は、涙の流れが滞って細菌が繁殖しやすく、急性涙嚢炎を起こすリスクが高まります。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできますのでご活用ください。 - A.
目頭に軽い違和感や腫れ、涙がたまる感じがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る急性涙嚢炎の初期には、目頭に軽い違和感を覚えることがあります。具体的には、涙がたまりやすくなったり、目頭が少し赤くなる、軽く押すと痛い、というような症状です。この段階では熱や膿は見られないことが多く、「なんとなく目がうっとうしい」といった程度にしか感じない人もいます。
ただし、その後すぐに炎症が進行して、痛みや腫れが一気に強くなることがあるため、早めの受診が重要です。日を追って悪化していくような目頭の症状には注意が必要です。 - A.
目頭の腫れや痛み、赤み、膿や発熱が出ることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る急性涙嚢炎の主な症状は、目と鼻の間にある「目頭」部分の赤み・腫れ・痛みです。炎症が強くなると、その部分が熱を持ち、触るとズキズキとした痛みを感じることがあります。また、涙があふれて流れたり、涙嚢に膿がたまって、押すと膿が目頭から出てくることもあります。
ひどい場合には、発熱や倦怠感など全身の症状を伴うこともあります。見た目にもはっきりと腫れがわかるため、日常生活に支障が出やすい病気です。早めに適切な治療を受けることが回復を早めるカギとなります。
急性涙嚢炎について、医師からのよくある質問
- 目が痛みますか?
- 白目が充血(血管の走行が目立つ状態)していますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 眼科