急性涙嚢炎で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
薬が効かない場合は膿を出す処置や手術が必要です。
急性涙嚢炎が薬だけで改善しない場合、たまった膿を排出する「切開排膿」という処置が必要になることがあります。目頭の部分を小さく切って膿を出し、炎症を早く鎮める方法です。この処置は局所麻酔で行われ、数分で終わることが多いです。その後も抗生物質で治療を続けます。
また、炎症がおさまったあとも、涙道の詰まりが残っている場合、再発を防ぐために「涙道再建手術」や「シリコンチューブ挿入術」などが必要になることもあります。繰り返す場合や治りが悪い場合には、眼科専門医による精密な診察と治療が必要です。


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東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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