ものもらい
「ものもらい」とは、まぶたにある涙や汗、脂の分泌腺や毛穴に細菌感染が生じる病気です。ほかにも、めばちこやめいぼと呼ばれることがありますが、医学的には「麦粒腫」といいます。汚れた手で目を触ったり、汚れたコンタクトレンズを使用したりすることで発症し、まぶたが赤く腫れて痛みや痒みを生じます。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
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症状について
汚れた手で目に触れたり汚れたコンタクトレンズを使用したりすると、発症します。免疫力が低下していると発症しやすいです。
まぶたの一部が赤く腫れて、軽い痛みやかゆみを生じます。その部位に膿がたまり、しこりを形成すると症状が強くなります。
まぶたの一部が赤く腫れて、痛みやかゆみ、充血などの症状を生じます。また、症状が進むと小さなしこりができます。
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
治療について
抗生物質の点眼や内服で治療します。しこりにたまった膿を排出するために切開排膿を行うこともあります。
しこりが自然に破れて治ることもありますが、放置することで重症化することや他の病気が隠れていることもあります。
コンタクトレンズを使用することで症状が悪化することがあるため、治るまで使用は控えましょう。
ものもらいの種類によりますが、治療には通常2〜3週間かかります。
一般的には数日〜2週間程度で改善しますが、難治性の場合は長く治療する必要があることがあります。
自然軽快することもあります。ものもらいが赤く腫れ上がる時にはすぐに病院にいきましょう。
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(参考文献)
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